遺跡の探索を終えて、小屋を設置して、ゆっくりとくつろぐ。
- アンリ「プリムラとの定時連絡は、そろそろか……。」
- リナリア「そうですね。」
約束の時間の30秒前だった。
- アンリ「本当にそろそろだったな。3、2、1」
遠話の魔力がこめられた指輪から、声が聞こえる。
約束の時間ぴったりに、プリムラからの通信があった。
- リナリア「はい、聞こえてますよ。」
- アンリ「時間丁度だな。私も聞こえている。」
プリムラ「時間には正確に行動するのは当然でしょ。連絡だけど、そっちはどうだったかしら?」
- アンリ「人は多いが、2人は見当たらなかった。この先で赤いドレスの女性を見たという目撃証言があるから、これから確認に行くつもりだ。」
推測なので、プリムラには報告せずにおいた。
プリムラ「その女性がエリカ姉さんだったらいいんだけど。
こっちの報告はね……。」
- アンリ「どうだったか?魔物に襲われたりはしなかったか?」
丸くてかわいいひよことぶたがいて、もちもちしていいって言ってたから、もちもちしてきちゃったわ。」
何なんだ、この報告は……。
心配していたのが拍子抜けして、がくりと肩を落とす。
- リナリア「もちぴよちゃんともちぶたちゃんですね。プリムラさんも会ってきたんですね。私も何度かもちもちさせてもらいました。」
- リナリア「はい。とっても可愛いですよね。」
ダメだ、はやく何とかしないと……。
- アンリ「動物の話はいいが、肝心のエリカさんたちの捜索はどうした?」
- アンリ「そうか、今日はゆっくり休んで、明日に備えてくれ。」
- アンリ「おやすみ。」
- リナリア「おやすみなさい。」
何だか、どっと疲れた……。








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