が、何しろ間があいたので読んだ本が溜まりに溜まってしまった。とりあえず、最近読んで面白かった本をガッと挙げてみることにする。
いやー・・・参った。
笑いをこらえるあまり表情筋が攣りそうになった漫画は久しぶりだ。
農業青年・根岸と地獄の悪魔・クラウザーさんのギャップもさることながら、デスメタルの「冷静になってよく考えるとちょっと変な部分」をクローズアップ、デフォルメして描いてるんだからたまらない。
「ギャーーーーーなぜ生まれてきやがったーー」
(D.M.Cの名曲「スラッシュキラー」より抜粋)
このフレーズだけでもう駄目だ。腹痛い。
その反面、暴言と暴虐の限りを尽くすクラウザーさんにいつしか魅了されてしまっているのもまた事実なのだ。月をバックにトラクターに腰掛け、俊くん(実弟)を睨み据えるシーンなど脳天痺れる。ゴートゥDMC!!
『異形コレクション 35 闇電話』
昔良く買っていたホラー小説アンソロジーの最新刊。相変わらずの玉石混合感は懐かしかったが、ライトノベル作家に書かせるのはどうかと思う。完全に浮いてるし。
個人的には三津田信三の「よなかのでんわ」が良かった。受話器の相手の向こうの相手が"見えない"ことの恐怖。ラストの一文が怖ええええ!!
『ねこのばば』
『しゃばけ』シリーズ文庫版新刊。まったりお江戸妖怪話は和むし面白いけど、今回はプロットの甘さや文章の稚拙さがどうも鼻についた。佐助の過去話は良かったな。
『あかんべえ』
宮部みゆきの時代ファンタジー。『ねこのばば』の後に読んだせいで、筆力の高さ、読みやすさに感激。まあ格が違いすぎるし比べるのは酷だが。
主人公おりんもさることながら、幽霊たちの魅力的なキャラ造型が素晴らしい。おみつ姐さんの啖呵には惚れるね。料理屋「ふねや」のその後も気になるし、続編が読みたいところだが。
こうして見ると、見事に似た傾向の本が揃っているな(DMC除く)。ある本を読むと連鎖的に似た本を求めてしまうのは私に限った傾向ではないと思うが。
現在はホラー嗜好モードのようなので、しばらくは『異形コレクション』でもまた集めてみるとしようか。








