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カテゴリー[ BOOK/最近買った本] 2007年06月29日
小川一水『老ヴォールの惑星』
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『マルドゥック・ヴェロシティ』以来、ちょっと自分の中でSFブームが来ている。で、なにか面白いSFはないかと探していた時、どうも評判がいいらしいといううすらぼんやりした理由で手に取ったのが小川一水だ。
この『老ヴォールの惑星』は著者初の短編集だという。その各編の根底に流れるのは「極限状態の人間を救うものは、他者との絆である」という徹底した理念だ。光の射さぬ迷宮に閉じ込められようとも、海しかない惑星に身一つで放り出されようとも、愛と友情さえあれば乗り越えられるぜ! という著者の信念がわりとあからさまに伝わってくる。が、淡々とした描写と設定のトンデモさのおかげか、その暑苦しさはさほど鼻につかない。
でまあ、ぶっちゃけると相当面白かった。個人的には表題ともなった『老ヴォールの惑星』の奇妙な珪素生物たちがとても好きだ。でかくてジェット噴射で飛んでネオンで会話して。木星にこんなのが住んでたらワクワクするなあ。

ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』
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タイトルとしては恩田陸の著作の方が有名かもしれないが、こちらはその元ネタとなった作品である。
一言で説明すると"幽霊話"なのだが、これに登場する幽霊達は特に何かするというわけではない。ただ単に、唐突に現れて幼い兄妹をじっと眺めているだけだ。
物語はこの兄妹の家庭教師である女性の視点で進むのだが、これが死ぬほど徹底した主観に終始している。幽霊も恐怖も疑念も憤りも、主人公の内部でしか描かれていない。そのため、読み進むうちにだんだん「これ全部この人の妄想なんじゃないだろうか」と思えてくる。一度そう思ってしまうと、主人公が「恐ろしい」「大変だ」と騒ぎたて、「全て知っててしらばっくれてやがるなこのガキども」と恐れおののく姿が、精神的にヤバい人の独りよがりにしか見えなくなるのだ。
あまりのわからなさに途方にくれて調べてみたら、学界でもストーリーの解釈を巡って未だに議論が繰り広げられているらしく、ちょっと安心した。ジェイムズもあの世でほくそえんでるかもしれない。

トーマス・オーウェン『青い蛇―十六の不気味な物語』
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不思議で奇妙な恐怖短編集。なんか、「ちょっと変わった美人と一夜を過ごしたら実は彼女は死人でしたガビーン」という牡丹灯篭チックなネタがやけに多いような気がする。
気になった作品は「雌豚」。吉田戦車のマンガみたいな、どうにも不条理で意味不明な話だ。多分意味なんかないんだろう。考えた方の負けだ。

仁木稔『グアルディア』(上) (下)
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未知のウィルスが蔓延し、異形の力を手に入れた人々が生きる未来のラテンアメリカを舞台としたSFファンタジー。
視点はあっちこっちぶれるわスペイン語英語ラテン語が入り混じってわかりにくいわで読みにくかったが、新人らしいパワーに溢れた良作だった。結局のところ重要なのは、クローンとして世代交代を繰り返した末に生まれたアンヘルが、個人として愛されることを渇望する、その生涯に尽きると思う。つうかこれ、主役は完全に彼女だよな、JD父子じゃなく。

二ノ宮知子『のだめカンタービレ #18』
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この作品のいいところは、人間関係がどろどろしないことだ。中心となるのはあくまで音楽。おかげで殺伐とした恋愛モノが長ネギと同じくらい苦手な私でも楽しく読める。
といっても、人間関係がおざなりなわけではなく、最近はちゃんと恋人同士に見えるようになってきた千秋とのだめのバカップルッぷりもほのぼのと面白い。円満別居が決まった夜、盛り上がってしまった2人に置いてけぼりにされた調律師さんがノクターンを弾くシーンは笑える。

石川雅之『もやしもん 5』
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ずっと欲しかったオリゼーのストラップが手に入って嬉しい私だ。アニメ化も楽しみ。是非とも菌中心でお願いします。
今巻のメインは、学祭とフランス。以前のわだかまりを残しつつも、フランスへと連れ去られた長谷川を迎えに飛ぶ美里&川浜と、ストーリー上初めて自分の意思をはっきりと主張した直保、そして彼らを陰ながら支えた武藤&葉月&蛍の奮闘。全体的に男前過ぎる。その友情と言うか連帯感を、菌薀蓄や泥臭い描写が台無しにしてるとこも好きだ。
ところで農大の学祭で野菜の無料配布に押し寄せるオバちゃん。母が言うにはあれマジらしいです。ただ母が見たその大学ではきちんと整列していたそうですが。あのパワーとカオスの坩堝は関西のオバちゃんゆえか。

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— posted by aster @ 08:22PM  Up
カテゴリー[ BOOK/感想] 2007年06月12日
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モザイクノベルは、短編集の形態としてはかなり好きなもののひとつだ。
定められた舞台設定を元に、作家の個性で自由に描かれた物語群。作品によっては作家や編者のイタズラで軽くザッピングしてみせたりもして、その「実は繋がってる」感がどうにも楽しい。
単純にホラーアンソロジーとしても、この「夏のグランドホテル」はだいぶレベルが高いように思う。変なことが起こってもいいから、こんなホテルに泊まってみたいものだ。
では、各編の簡易感想を。



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— posted by aster @ 08:28PM  Up
カテゴリー[ BOOK/最近買った本] 2007年05月31日
浅田次郎『憑神
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浅田次郎は個人的に当たり外れの多い作家だが、これはほぼ中間といったところか。
憑神たちのキャラ造型は愉快だが、主人公は不愉快だ。理由があることとは言え他者に厄をなすりつけるような奴なのに、やたら周囲から「真面目」「完璧人間」「出来たお人」と絶賛されるのが気に喰わない。
幕末の変化についていけない御徒士の苦悩は興味深いが、江戸二百五十年を太平を無為にむさぼった腐った時代と切り捨てているのが許せない。まあこれは、私が極端な江戸びいきなせいもあるが。
そういった細かい点を除けば、「人間が生きる理由」を堂々と描ききったラストは爽快だし、好きだ。それでもやっぱりちょっと引っかかってしまうのは、私がリアリストだからかもしれない。理想に殉じる人間というのは、正直自己満足の馬鹿だと思います。

美川べるの『ストレンジ・プラス』(7)
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実はだいぶ以前から重度のミカベルファンな私である。
『ストプラ』は彼女の最も長く続いている連載作品(4コマ除く)だが、いや、安定して笑わせてくれる。岡田あーみんのセンスを現代風に、よりスタイリッシュに洗練し、さらにオタ風味で仕上げてフタをしないままレンジでチンした感じ、と言えば未読の方にも伝わるだろうか。無理か。
今巻では新キャラ・堀口さんの「ギャグマンガに向かない体質」と、アホの不良・菅野&真意不明の部下・羽井のコンビが大変ツボに入った。最高の智者が生み出すアッタマ悪いギャグでリラックスしたい人にお勧め。

最近は本を買いすぎないよう本屋に寄るのを控えているのだが、今日は『21世紀少年』を買って帰ります。あ、でも、『ねじの回転』(ヘンリージェイムズの方)と『ノーチラス号の冒険』もついでに買おうかな。ダメじゃん。

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— posted by aster @ 07:29PM  Up
カテゴリー[ BOOK/感想] 2007年05月23日
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前作『マルドゥック・スクランブル』が気に入り、その時既に発売されていた『マルドゥック・ヴェロシティ』を購入したのは結構前のことだ。
が、なかなか読み始める気が起こらず、部屋の隅に長く積み上げることになってしまったのは、これが『スクランブル』の前日談であることを知っていたからだ。
悲しい結末に終わるのが明白な物語を読むのには勇気が要る。だいたい、私は『ヴェロシティ』で主人公を張っている『スクランブル』の敵キャラ・ボイルドをさほど好きではないのだ。ウフコックに辛い思いをさせやがってこのやろうめが、というのが正直な印象だった。
ところがいざ読み始めてみると、これが『スクランブル』を上回る重厚さ、力強さ、切なさを備えた物語だったから参る。そして読み終える頃には、ボイルドに対する印象も手のひらを返したように変わってしまっていたのだ。

以下はネタバレを含みます。



マルドゥック・ヴェロシティ <1> (AMAZON)
マルドゥック・ヴェロシティ <2> (AMAZON)
マルドゥック・ヴェロシティ <3> (AMAZON)

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— posted by aster @ 08:18PM  Up
カテゴリー[ BOOK/感想] 2007年05月09日
久々の読書感想です。たまりにたまった既読本のうち、印象に残ったものをピックアップしました。異形コレクションもまた何冊か読んでるけど、あれは各話コメント形式を崩したくないのでまた後日。

奈須きのこ『空の境界(上)(下)
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各方面で話題になっているので、半分野次馬根性で手を出してみた作品。
読了時の印象を一言で表すなら、「異常に読みにくい京極夏彦」だろうか。構成やストーリーテリングの癖(やたら薀蓄を混ぜ込む点等)は京極を意識しているものの、読者の存在を前提としていないため独りよがりな文章になっている感じなのだ。
とはいえ、それに慣れてしまえば、魔術薀蓄や奇抜な設定、迫力ある戦闘シーン等かなり楽しめた。「殺人」に関する考察も実に真摯で、考えさせられるものがある。あとは浅田次郎並みの完璧超人ぶりを発揮する登場人物に、もう少し人間らしい生臭さがあれば、購読作家の一人に加えたかもしれない。
しかしこの人の話は、どっちかというと漫画で読みたいかもなあ。現在製作中だという映画に期待。


京極夏彦『前巷説百物語』
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『巷説』シリーズ最新刊。若い頃の又市とその仲間達が大活躍する。
なんというか、"あの"又市の若造時代というだけでもう面白いんですが。言うこともやることも青臭いし、態度はチンピラだし、でもその目指すものはやはり変わらぬ又市で、なんだかニヤニヤしてしまう。気持ち悪いな私。
各話については、一話完結でありながら全てが巧みに連動し、さらにはこれまでの『巷説』シリーズにも複雑に絡んでくる構成の妙が相変わらず見事。いくら江戸時代でもそんなちゃちな仕掛けにだまされるもんかなあ、という疑問もないではないが、そのへんは今更突っ込むだけ野暮だろう。
それにしてもラストエピソード、「旧鼠」の崩壊劇は見ていて胸が詰まる。死んだのに死んでいない男、彼への思慕と信仰ゆえに凶行に走る力なき民らの姿は、どうしてもあの世界宗教を信ずる一部の人々を巡る悲劇を連想せずにはいられない。


中島らも『こどもの一生』
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中島らもが演劇の脚本用に書き下ろしたシナリオを自らノベライズした作品。『人体模型の夜』や『白いメリーさん』のような染み渡る恐怖はないものの、ただ無心に惨劇を楽しむことが出来る気軽さはまさにB級ホラーだ。
宣伝文にも書かれている通り前半2/3はコメディなのだが、笑える中にも「キノコ」「拳銃」「チェーンソー」「斧」「架空の知人」などといった不気味なキーワードがしっかりちりばめられているのはさすが。逆に言えば、そのキーワードに気づいた時点で先が読めてしまうわけだが、それを前提にしているがゆえのB級とも言えるだろう。


で、今は『マルドゥック・ヴェロシティ』を読んでます。ボイルドカッコええええ。


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— posted by aster @ 07:16PM  Up
カテゴリー[ BOOK/最近買った本] 2007年03月23日
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ハガレン以外は全然今日買った本じゃないですが気にしない。
では、最近読んで面白かった漫画をざらっとご紹介する。


『鋼の錬金術師 (16)』
通勤電車の中で読んでる人を、今朝だけで2人も見かけてしまったほどの人気ぶりはさすが。特に今巻は、話がグリグリ動いて相当面白かった。
ツボにはまったポイントを箇条書きで挙げてみる。

・アル、兄貴のいぬ間に自己像増幅したい放題
・フーじいさんの嘆き
・ノックス先生の涙
・スカー美容形成外科
・女装
・グラマン中将本性チラ見せ
・キンブリーおおはしゃぎ
・アームストロング少将怖カッコイイ
・怠惰の人初セリフ

こうして並べると濃いなあマジで。次巻が異様に楽しみなわけだが、8月予定ってマジですか。

『天体戦士サンレッド (1)〜(4)』
著者のくぼたまことは『ぷりん帝国』の頃から大好きだったのだが、現在ヤングガンガンで連載を持っていたとは知らなかった。不覚。
内容は相変わらず、ヒモでチンピラのヒーローと、常識的でご近所受けもいい悪の組織のぬるーい日常。だが『ぷりん帝国』や『仮面レンジャー田中』とは異なり、サンレッドとその彼女のエピソードや、悪と正義の奇妙な友情など、人間関係が丁寧に描かれてるのが興味深い。
でもやっぱり一番面白いのは、人間社会にすんなり溶け込んでる生活感あふれる怪人たちそのものだ。新作のカップラーメンチェックが趣味のメダリオ(必殺技:マシンガンシャワー)が好き。

『蟲師 (8)』
今回もまた粒揃い。「日照る雨」が特に気に入った。私も悲しいほどの雨女なんだが、蟲に憑かれてんだろうか。昔逃げない逃げ水踏んだことあったっけ。
しかし実写版映画のCMはどうにかならんものかな。なにあのB級ホラー。

『おんなの窓』
伊藤理佐のイラストエッセイ。なんかもう身につまされる話ばっかりで、共感している自分に愕然とした。駄目だもう年寄りや。
満員電車で、女の子がメールで別れ話打ってるのが見えちゃった話が一番笑った。あるある。私は女を問い詰める男のメールが見えちゃったことありますがあれは胃が冷える。

とりあえず漫画だけまとめてみた。異形コレクションもまた新しいの読みたいんだが、バックナンバー全然売ってなくて絶望。『空の境界』は遅々として読み進まないし、なんだか硬直してる私の読書ライフだ。

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— posted by aster @ 08:24PM  Up
カテゴリー[ BOOK/感想] 2007年03月07日
ジョナサン・キャロルと言うと『我らが影の声』のインパクトが強すぎ、「普段はもの静かなのに前触れもなく発狂するおかんのようなホラーを書く人」という印象を持っていた。分かりにくいたとえで申し訳ないが、実際そうなのだからしょうがない。
しかしこの『月の骨』は、そんなホラーとはまた違ったジャンルの作品だ。どこかで「ダークファンタジー」と評されているのを見たが、まさにその表現が相応しいと思う。
けれど、読者を油断させておいていきなり奈落の底に突き落とす、その手法は変わっていない。つまりキャロルは、「普段はもの静かなのに前触れもなく発狂するおかんのようなファンタジーを書く人」でもあったというわけだ。

ここからはネタバレ含みます。




ジョナサン・キャロル『月の骨』(AMAZON)
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— posted by aster @ 07:25PM  Up
カテゴリー[ BOOK/感想] 2007年03月02日
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感想を書きたい本はどんどんたまっていくのに、なかなか時間が取れなくて歯がゆい私である。
さらに、読もうと思って買った本、読まなくてはならない本もどんどんたまっていく。本棚はとっくの昔に溢れかえり、部屋の隅っこにうず高く積み上げているのが見苦しいが、どうにもならない。


そんな私に相応しい今回のテーマ「蒐集家(コレクター)」。まあ私の場合は単に整理整頓の出来ないズボラ野郎なだけなので、蒐集家を名乗ったりしたら本物の方々に睨まれるかもしれない。
では、各編の簡易感想にいってみたい。



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— posted by aster @ 08:42PM  Up
カテゴリー[ BOOK/感想] 2007年02月13日
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「異形コレクション」シリーズ最新刊に当たる、第35集「進化論」を読んだ。
テーマがテーマだけに、SFチックに偏るかと思ったのだが意外とそうでもなく、捻りに捻りまくった作品が多くて楽しかった。扉絵代わりの江本創氏の幻想標本もナイス。実は江本氏の作品には初めて触れたのだが、標本と言うよりは"干物"に見えてしまうのも結構あった。表紙のやつとかあぶったら美味そう。
それはともかく、各編の簡易感想である。



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— posted by aster @ 06:53PM  Up
カテゴリー[ BOOK/最近買った本] 2007年02月02日
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今日じゃなくて一昨日買った本だけどまあいいや。
池袋のジュンク堂に行くと、テンション上がってガンガン本を買い込んでしまうので困る。今回は意識的に少なくしたが、あの「地元では見つからないレア本がザクザクある」感はまったく罠だ。
と言いつつ、「異形コレクション」がかなり並んでいたのに逆上し、二冊もいっぺんに買ってしまった私は本当に愚かだと思う。定期代におろした万冊崩しちゃったよ・・・。

『ドロヘドロ 9』
よりによって鳥太が表紙・・・。しかし、鳥が舞うショッキングピンクのカバーも相まって結構可愛く見えてしまった。
『ドロへドロ』はグロ萌えファンタジーという他にない魅力を持つ作品なので、多くの人にお勧めしていきたい所存。

『進化論 異形コレクション』
『蒐集家 異形コレクション』
このシリーズ、高いので二冊も買うと結構財布が軽くなるのだが、そのことを思い出したのは金を払った後だった。でも、ホラー短編をまだまだ読みまくれるのは幸せだ。特に「蒐集家」、中島らもの遺作に期待。

『月の骨』
恐怖繋がり、というわけではないが、ジョナサン・キャロルでもう一冊。『我らが影の声』は怖いだけでなく、本当に衝撃的且つ嫌な話だった。読後あれほど茫然自失状態になった本はない。さて、これはどうか。

最近、行きの電車でに読書、帰りの電車で『世界樹の迷宮』という生活が定着しつつある。『世界樹の迷宮』についてもいずれどこかで書きたい。久々に全滅するのが楽しいゲームだ。

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— posted by aster @ 06:47PM  Up