■EPISODE-02 「運命のごとく…」
【STORY】
クレオ一行は掃き溜めの星・オルレアンに降り立つ。
十字星教の禁忌に触れると上陸を恐れるジャン等を後目に、クレオは一人雪山へと向かう。後を追うミシェル。
氷の城で二人を待っていたのは、謎の預言者ギルティだった。
彼女は一つの予言を クレオに告げる。
間もなく二人と入れ違いに、現れたのはなんとヴェッティであった。
そうとは知らずクレオと全く同じ予言を受けるヴェッティ。
彼らに告げられた予言の 意味するものとは・・・!?
脚本:米村正二 / 絵コンテ:大原 実 / 演出:白石道太 / 作画監督:徐 正河
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
惑星オルレアンに下りることにしたガラスの戦艦一行。しかしすでに大気圏に突入している段階で、シルアが往生際悪く騒いでいる。この世界の宗教では惑星を穢れた地とし忌み嫌っているようだが、シルアの騒ぎようを見る限りでは「嫌い」「行きたくない」レベルの問題ではない模様。それこそ人生の終わり、これで地獄行き決定ですよイエーイくらいの勢いである。
そんな中、さすがミシェルは動揺を見せず、泰然と惑星に足を踏み入れた。ついていくと決めた以上、クレオたちの流儀に従うのが筋と理解しているのだろう。その潔さはいっそ気高く見えるほどである。
が、そんなミシェルの目の前でぐしゃっと一発、あっけなくスクラップにされるミシェル艦。ひ、ひでえ!!(笑)
冷静だったはずのミシェルも目の色を変え、クレオらに食って掛かるが相手にしてもらえない。まあお貴族様と海賊じゃ根本的に価値観が違うだろうししょうがないかもしれないが、ミシェルたちのストレス値は上昇する一方。傍目にも気の毒になってくる。
しかし、いくら故障してるからとはいえ、戦艦一隻より同質量のくず鉄のほうが金になるものなのか疑問だ。
不浄の地というから無人の荒野なのかと思ったら、オルレアンには一応街も有り、人が住んでいるようだ。しかし住人たちの民度は異様に低く、その治安はさながらヨハネスブルグの如しといった様相である。この状況が、十字星教のもたらした惑星不浄説によるものだとしたら、どうもプロパガンダらしき気配が感じられてならない。いずれそのあたりの事情も明らかになるのだろうか。
そんな危険な町を貴族のカッコで歩けば、そりゃ襲ってくれと言っているようなもの。ミシェルも人相の悪い連中にたちまち取り囲まれるが、徒手空拳でやすやすとこれを撃退。クレオに身柄を売り渡されたのだと察したミシェルはクレオを追い、彼を責めたてる。それに対するクレオの返答は。
「俺の船に乗ったからには俺に従え」
「言ったろ? 俺は好きなものしかポケットに入れねえんだ」
いやそんなアンタ、無茶苦茶な。そういうのは保護した側が身命の無事を保証してくれる場合にのみ吐けるセリフですよ?
こんなことを言われれば、ミシェルが捨てられたと考えるのも当然のこと。そこで「だから売ったというのか!」と問いつめると、
「一度ポケットに入れたからには必ず守ってやる………必ずだ」
どっちなんだよ。
結局、クレオのよくわからない理屈に丸め込まれてしまったミシェルは、そのまま彼の後についていくことに。クレオはミシェルにかまわずズンズン歩き、やがてその軽装で風雪激しい雪山へと入っていった。オイオイ死んじゃうよ。
いやしかし、この星ではこの雪も雪に見えて実は冷たくもなんともない人工的なアレなのかもしれないとも考えたが、ミシェルがマントだか毛布だかで身を包んでいるところを見ると、普通に寒いと言うことでFAらしい。つまり、クレオが平然としているのは気合の賜物というわけだ。心頭滅却すれば火もまた涼しを体現する男クレオ。
けれど、彼のような超人でないミシェルはそうはいかない。とりあえず岩陰で吹雪をしのぐことにした。この機会に今の銀河の状況をクレオに説明し、人民軍と手を組まないかと誘ってみたミシェルだが、「ことの本質が見えない坊ちゃん育ちの奇麗事」と一蹴されてしまう。
ここへきてミシェルの堪忍袋がとうとう臨界点を突破。クレオに決闘を申し込む。めんどくさそうにしていたクレオもこれを受け、余裕たっぷりなセリフを吐きつつミシェルを叩きのめすのだった。
殺せと叫ぶミシェルに、クレオは屈託なく告げる。
「感情の揺らぎがお前の完璧な剣に一瞬のすきを作った………それだけの事だ」
そうかなあ。一瞬も何も、最初から最後までクレオが圧倒してたような気がするけどなあ。
ともあれ2人は仲直り。一緒に預言者ギルティの館へと向かった。
彼らを待っていた預言者ギルティは少女の外見にババア声というアンバランスさ。しゃべる時に口が動かないところを見ると、あるいはこの少女は形骸なのかもしれない。
彼女はクレオに予言を与えた。
終わりの時、双頭の鷲、生まれる。
一つは鉄の鎧をまとい、一つは愛の女神とならん。
だがやがて二つは一つとなり、
汝、この銀河を一つにせしむ。
うーむ。「鉄の鎧」はクレオのことだとして、「愛の女神」とはミシェルを指すのだろうか。そう考えるとこの2人の腐れ縁も納得が行き、クレオも今後もう少しミシェルを重んじてくれそうなものだが、あいにく彼は最後の一行しか聞こえていなかったらしい。
「堅苦しく考えるな。心で感じりゃいい」
「この俺が銀河を一つにする!」
いやいやいや考えようよ! 預言一個だけでなんでそこまで自信満々になれるんだよ! ミシェルも気圧されたような顔してないでそこはつっ込めよ!!
しかもこの直後、ヴェッティとラルフが同じくギルティを訪問し、全く同じ預言を授かっていた。この婆様、まさか来る人来る人全員に同じこと言ってるんじゃなかろうな。
とにかく、クレオとヴェッティ、預言の内容と同じ運命を背負う2人のうち、勝った方が預言の実現者となる、ということでよさそうだ。おまけに預言聞きたてで、お互いやる気マンマンの状態でニアミスをかますという奇遇。
クレオとヴェッティ、いずれ劣らぬ個性派カリスマ野郎がぶつかり合った時果たして何が起こるのか。これは次回が楽しみだ。
あとクレオの素敵名言も。本格的に、彼がしゃべるのを聞いてるだけで楽しくなってきた私である。
【STORY】
クレオ一行は掃き溜めの星・オルレアンに降り立つ。
十字星教の禁忌に触れると上陸を恐れるジャン等を後目に、クレオは一人雪山へと向かう。後を追うミシェル。
氷の城で二人を待っていたのは、謎の預言者ギルティだった。
彼女は一つの予言を クレオに告げる。
間もなく二人と入れ違いに、現れたのはなんとヴェッティであった。
そうとは知らずクレオと全く同じ予言を受けるヴェッティ。
彼らに告げられた予言の 意味するものとは・・・!?
脚本:米村正二 / 絵コンテ:大原 実 / 演出:白石道太 / 作画監督:徐 正河
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
惑星オルレアンに下りることにしたガラスの戦艦一行。しかしすでに大気圏に突入している段階で、シルアが往生際悪く騒いでいる。この世界の宗教では惑星を穢れた地とし忌み嫌っているようだが、シルアの騒ぎようを見る限りでは「嫌い」「行きたくない」レベルの問題ではない模様。それこそ人生の終わり、これで地獄行き決定ですよイエーイくらいの勢いである。
そんな中、さすがミシェルは動揺を見せず、泰然と惑星に足を踏み入れた。ついていくと決めた以上、クレオたちの流儀に従うのが筋と理解しているのだろう。その潔さはいっそ気高く見えるほどである。
が、そんなミシェルの目の前でぐしゃっと一発、あっけなくスクラップにされるミシェル艦。ひ、ひでえ!!(笑)
冷静だったはずのミシェルも目の色を変え、クレオらに食って掛かるが相手にしてもらえない。まあお貴族様と海賊じゃ根本的に価値観が違うだろうししょうがないかもしれないが、ミシェルたちのストレス値は上昇する一方。傍目にも気の毒になってくる。
しかし、いくら故障してるからとはいえ、戦艦一隻より同質量のくず鉄のほうが金になるものなのか疑問だ。
不浄の地というから無人の荒野なのかと思ったら、オルレアンには一応街も有り、人が住んでいるようだ。しかし住人たちの民度は異様に低く、その治安はさながらヨハネスブルグの如しといった様相である。この状況が、十字星教のもたらした惑星不浄説によるものだとしたら、どうもプロパガンダらしき気配が感じられてならない。いずれそのあたりの事情も明らかになるのだろうか。
そんな危険な町を貴族のカッコで歩けば、そりゃ襲ってくれと言っているようなもの。ミシェルも人相の悪い連中にたちまち取り囲まれるが、徒手空拳でやすやすとこれを撃退。クレオに身柄を売り渡されたのだと察したミシェルはクレオを追い、彼を責めたてる。それに対するクレオの返答は。
「俺の船に乗ったからには俺に従え」
「言ったろ? 俺は好きなものしかポケットに入れねえんだ」
いやそんなアンタ、無茶苦茶な。そういうのは保護した側が身命の無事を保証してくれる場合にのみ吐けるセリフですよ?
こんなことを言われれば、ミシェルが捨てられたと考えるのも当然のこと。そこで「だから売ったというのか!」と問いつめると、
「一度ポケットに入れたからには必ず守ってやる………必ずだ」
どっちなんだよ。
結局、クレオのよくわからない理屈に丸め込まれてしまったミシェルは、そのまま彼の後についていくことに。クレオはミシェルにかまわずズンズン歩き、やがてその軽装で風雪激しい雪山へと入っていった。オイオイ死んじゃうよ。
いやしかし、この星ではこの雪も雪に見えて実は冷たくもなんともない人工的なアレなのかもしれないとも考えたが、ミシェルがマントだか毛布だかで身を包んでいるところを見ると、普通に寒いと言うことでFAらしい。つまり、クレオが平然としているのは気合の賜物というわけだ。心頭滅却すれば火もまた涼しを体現する男クレオ。
けれど、彼のような超人でないミシェルはそうはいかない。とりあえず岩陰で吹雪をしのぐことにした。この機会に今の銀河の状況をクレオに説明し、人民軍と手を組まないかと誘ってみたミシェルだが、「ことの本質が見えない坊ちゃん育ちの奇麗事」と一蹴されてしまう。
ここへきてミシェルの堪忍袋がとうとう臨界点を突破。クレオに決闘を申し込む。めんどくさそうにしていたクレオもこれを受け、余裕たっぷりなセリフを吐きつつミシェルを叩きのめすのだった。
殺せと叫ぶミシェルに、クレオは屈託なく告げる。
「感情の揺らぎがお前の完璧な剣に一瞬のすきを作った………それだけの事だ」
そうかなあ。一瞬も何も、最初から最後までクレオが圧倒してたような気がするけどなあ。
ともあれ2人は仲直り。一緒に預言者ギルティの館へと向かった。
彼らを待っていた預言者ギルティは少女の外見にババア声というアンバランスさ。しゃべる時に口が動かないところを見ると、あるいはこの少女は形骸なのかもしれない。
彼女はクレオに予言を与えた。
終わりの時、双頭の鷲、生まれる。
一つは鉄の鎧をまとい、一つは愛の女神とならん。
だがやがて二つは一つとなり、
汝、この銀河を一つにせしむ。
うーむ。「鉄の鎧」はクレオのことだとして、「愛の女神」とはミシェルを指すのだろうか。そう考えるとこの2人の腐れ縁も納得が行き、クレオも今後もう少しミシェルを重んじてくれそうなものだが、あいにく彼は最後の一行しか聞こえていなかったらしい。
「堅苦しく考えるな。心で感じりゃいい」
「この俺が銀河を一つにする!」
いやいやいや考えようよ! 預言一個だけでなんでそこまで自信満々になれるんだよ! ミシェルも気圧されたような顔してないでそこはつっ込めよ!!
しかもこの直後、ヴェッティとラルフが同じくギルティを訪問し、全く同じ預言を授かっていた。この婆様、まさか来る人来る人全員に同じこと言ってるんじゃなかろうな。
とにかく、クレオとヴェッティ、預言の内容と同じ運命を背負う2人のうち、勝った方が預言の実現者となる、ということでよさそうだ。おまけに預言聞きたてで、お互いやる気マンマンの状態でニアミスをかますという奇遇。
クレオとヴェッティ、いずれ劣らぬ個性派カリスマ野郎がぶつかり合った時果たして何が起こるのか。これは次回が楽しみだ。
あとクレオの素敵名言も。本格的に、彼がしゃべるのを聞いてるだけで楽しくなってきた私である。
[ アニメ感想/ガラスの艦隊]









