■第四話 「参る!」
【STORY】
村を救う第二のサムライとしてゴロベエが迎えられるが、カツシロウとキクチヨは相変わらずカンベエに未熟者扱いのまま。
ウキョウの指示でキララを執拗に狙う用心棒サイボーグ達も、大戦を生き残ったサムライ・カンベエとゴロベエの前では敵で無く、悉く斬り伏せられてしまう。
その強さに魅せられて行くカツシロウ。
一方、カンベエ達の噂を聞いた、ウキョウの養父アヤマロ直下の剣客キュウゾウがカンベエを襲う!
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
前回に引き続き、ゴロベエと刺客2人とのバトルからスタート。ゴロベエは出来るだけ穏便に済ませようと思うてか(それとも単にスリルが味わいたいだけなのか)、「アンタの矢を5発いっぺんにキャッチできたらこっちの勝ちだからおとなしく帰れ」という主旨で賭けを持ちかける。
さすが生業にするだけあって、合図も待たず発射された5本の矢をゴロベエは見事全てキャッチ。最後の一本なんか歯でキャッチである。しかも、鉄製っぽい矢が砕けて破片が飛び散っちゃう勢い。どんだけ健康な歯なんだよ。
しかし相手はもとより座興に付き合うつもりはなく、引き上げるどころか襲い掛かってきた。しょうがねえぶちのめすかと腰をすえたところで、われらがアイドル・キクチヨちゃんが乱入。大刀を振り回してあたりの建物をめためたにぶち壊してしまった。
結果的にはゴロベエの華麗なアクションで2人とも退治ることは出来たわけだが、キクチヨはゴロベエから「お馬鹿!」の一喝を頂戴する羽目になってしまった。お馬鹿! 素敵な響き。キクチヨに限りなく似合う言葉。「片付けりゃいいんだろー」とやけっぱちになって、どう見ても無意味なほっかむりをする姿もいとしい。お馬鹿。だがそれでも、どさくさにまぎれてキララに触る以外のことは何もしてなかったカツシロウよりはマシだと言いたい。
それにしても、ゴロベエみたいな全体的にゴツいおっさんがマトリックス張りのアクション担当というのは新鮮で面白い。普通ならここは、サーカス出身の美少年やら美少女やらが出張ってくるところだろうに。蝶のように舞い、蜂のように刺すゴリラ系おっさん。素晴らしいじゃないですか。
一方、マロ=ウキョウは、刺客がお目当てのキララまで殺そうとしたことにご立腹。親父殿に食って掛かるも、さすがに大商人の貫禄で一蹴されてしまう。ところでこのシーン、会話の内容よりもカプチーノ以上に泡立てすぎの抹茶と、それを飲む御勅使殿の抹茶ヒゲに釘付けなんですが。
ここでさりげなく野伏せりの関する説明が入る。ほとんどマシンというか動く要塞のように見える彼らだが、あれで実は元人間のサムライであるらしい。サイボーグ化もそこまで行くとちょっとグロいな。
その野伏せりをカンベエ一行にけしかけようという提案に、ウキョウは激しく抵抗。どうもこの人、何らかのトラウマがあるのか極度の機械嫌いらしい。つうかそんな深い設定があるほど重要なキャラだとは思わなんだ。
拠点をボヤッキーマサムネのアジトに移し、再びサムライ探しを開始するカンベエたち。あれだけひどい目にあってもまだ自らの足で探したいらしいキララと行動を共にするのはカツシロウ。うむ、これほど頼りない護衛も他にない。
水分りの力のおかげで皆と出会えたことが嬉しい、と語るキララだが、直前に「カンベエ様と出会えたことが・・・」と言いかけて赤くなったのを視聴者もカツシロウも見逃しはしない。なんだオイ、あんな幼い顔しておっさん趣味か。これも本来なら彼女のストライクゾーンに最も近いはずのカツシロウがヘタレ過ぎるのが悪い。暴走車からかばったり手ぇ握りまくったりしてフラグ立てようとしても、わりと無駄な足掻きという感じだ。
そんな青春まっしぐらな2人の後を、こっそりつけている影があった。キュウゾウである。はい、これでまたカツの字マイナスポイント決定。
まんまと新しいアジトにご招待いただいたキュウゾウは、どうやら個人的にカンベエと勝負がしたいらしい。が、当のカンベエは殺気バリバリのキュウゾウをスカウトする気マンマンの模様。
かくして、激しい一騎打ちが始まる。これがまた丁々発止、息もつかせぬ打ち合いの連続でまさに手に汗握るカッコよさ。この第四話はこの一騎打ちを見るだけでも充分価値があるのではと思えるほどだ。
そして、切り結ぶ中でカンベエが一言「惚れた!」
・・・いや、拙者基本的にそういう方向の思考は無い人間だし、そういう意味ではないとわかってもいるが、それでもちょっとギョッとしたですよ。言われたキュウゾウ本人も、思わずビクッとして一瞬刀を引く始末。
以後もカンベエは嬉しそうに刃を交えつつ勧誘を続けるが、キュウゾウは聞く耳持たず。やがて決着がつく時が来て、喉元に切っ先を押し当てられてもまだ口説いてるカンベエはスカウトマンとしても一流だ。
だがそこへ、空気読まないロボ・キクチヨちゃん再び乱入。我武者羅にキュウゾウに斬りかかったばかりか、鉄骨踏んで派手なズッコケを披露してくれた。
ドリフチックな展開に興が失せたキュウゾウはひとまずご帰還。その後姿を見つめ、カンベエは再び「欲しい!」とつぶやくのだった。
しかしカンベエの、カツシロウ&キクチヨとキュウゾウに対する態度の温度差と来たらどうだ。彼にとっては「やる気はあるが実力が伴わない善人<戦い以外に興味がないし愛想も悪いが稀代の達人」なのだなあ。
引き受けたからには半端者はいらないという理屈はわかるし、これは現実においても当てはめられることではあるが、この私情を挟まないきっぱりした価値観はこの手の作品では結構珍しいかもしれない。ゴリラ軽業同様、新鮮だ。
【STORY】
村を救う第二のサムライとしてゴロベエが迎えられるが、カツシロウとキクチヨは相変わらずカンベエに未熟者扱いのまま。
ウキョウの指示でキララを執拗に狙う用心棒サイボーグ達も、大戦を生き残ったサムライ・カンベエとゴロベエの前では敵で無く、悉く斬り伏せられてしまう。
その強さに魅せられて行くカツシロウ。
一方、カンベエ達の噂を聞いた、ウキョウの養父アヤマロ直下の剣客キュウゾウがカンベエを襲う!
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
前回に引き続き、ゴロベエと刺客2人とのバトルからスタート。ゴロベエは出来るだけ穏便に済ませようと思うてか(それとも単にスリルが味わいたいだけなのか)、「アンタの矢を5発いっぺんにキャッチできたらこっちの勝ちだからおとなしく帰れ」という主旨で賭けを持ちかける。
さすが生業にするだけあって、合図も待たず発射された5本の矢をゴロベエは見事全てキャッチ。最後の一本なんか歯でキャッチである。しかも、鉄製っぽい矢が砕けて破片が飛び散っちゃう勢い。どんだけ健康な歯なんだよ。
しかし相手はもとより座興に付き合うつもりはなく、引き上げるどころか襲い掛かってきた。しょうがねえぶちのめすかと腰をすえたところで、われらがアイドル・キクチヨちゃんが乱入。大刀を振り回してあたりの建物をめためたにぶち壊してしまった。
結果的にはゴロベエの華麗なアクションで2人とも退治ることは出来たわけだが、キクチヨはゴロベエから「お馬鹿!」の一喝を頂戴する羽目になってしまった。お馬鹿! 素敵な響き。キクチヨに限りなく似合う言葉。「片付けりゃいいんだろー」とやけっぱちになって、どう見ても無意味なほっかむりをする姿もいとしい。お馬鹿。だがそれでも、どさくさにまぎれてキララに触る以外のことは何もしてなかったカツシロウよりはマシだと言いたい。
それにしても、ゴロベエみたいな全体的にゴツいおっさんがマトリックス張りのアクション担当というのは新鮮で面白い。普通ならここは、サーカス出身の美少年やら美少女やらが出張ってくるところだろうに。蝶のように舞い、蜂のように刺すゴリラ系おっさん。素晴らしいじゃないですか。
一方、マロ=ウキョウは、刺客がお目当てのキララまで殺そうとしたことにご立腹。親父殿に食って掛かるも、さすがに大商人の貫禄で一蹴されてしまう。ところでこのシーン、会話の内容よりもカプチーノ以上に泡立てすぎの抹茶と、それを飲む御勅使殿の抹茶ヒゲに釘付けなんですが。
ここでさりげなく野伏せりの関する説明が入る。ほとんどマシンというか動く要塞のように見える彼らだが、あれで実は元人間のサムライであるらしい。サイボーグ化もそこまで行くとちょっとグロいな。
その野伏せりをカンベエ一行にけしかけようという提案に、ウキョウは激しく抵抗。どうもこの人、何らかのトラウマがあるのか極度の機械嫌いらしい。つうかそんな深い設定があるほど重要なキャラだとは思わなんだ。
拠点を
水分りの力のおかげで皆と出会えたことが嬉しい、と語るキララだが、直前に「カンベエ様と出会えたことが・・・」と言いかけて赤くなったのを視聴者もカツシロウも見逃しはしない。なんだオイ、あんな幼い顔しておっさん趣味か。これも本来なら彼女のストライクゾーンに最も近いはずのカツシロウがヘタレ過ぎるのが悪い。暴走車からかばったり手ぇ握りまくったりしてフラグ立てようとしても、わりと無駄な足掻きという感じだ。
そんな青春まっしぐらな2人の後を、こっそりつけている影があった。キュウゾウである。はい、これでまたカツの字マイナスポイント決定。
まんまと新しいアジトにご招待いただいたキュウゾウは、どうやら個人的にカンベエと勝負がしたいらしい。が、当のカンベエは殺気バリバリのキュウゾウをスカウトする気マンマンの模様。
かくして、激しい一騎打ちが始まる。これがまた丁々発止、息もつかせぬ打ち合いの連続でまさに手に汗握るカッコよさ。この第四話はこの一騎打ちを見るだけでも充分価値があるのではと思えるほどだ。
そして、切り結ぶ中でカンベエが一言「惚れた!」
・・・いや、拙者基本的にそういう方向の思考は無い人間だし、そういう意味ではないとわかってもいるが、それでもちょっとギョッとしたですよ。言われたキュウゾウ本人も、思わずビクッとして一瞬刀を引く始末。
以後もカンベエは嬉しそうに刃を交えつつ勧誘を続けるが、キュウゾウは聞く耳持たず。やがて決着がつく時が来て、喉元に切っ先を押し当てられてもまだ口説いてるカンベエはスカウトマンとしても一流だ。
だがそこへ、空気読まないロボ・キクチヨちゃん再び乱入。我武者羅にキュウゾウに斬りかかったばかりか、鉄骨踏んで派手なズッコケを披露してくれた。
ドリフチックな展開に興が失せたキュウゾウはひとまずご帰還。その後姿を見つめ、カンベエは再び「欲しい!」とつぶやくのだった。
しかしカンベエの、カツシロウ&キクチヨとキュウゾウに対する態度の温度差と来たらどうだ。彼にとっては「やる気はあるが実力が伴わない善人<戦い以外に興味がないし愛想も悪いが稀代の達人」なのだなあ。
引き受けたからには半端者はいらないという理屈はわかるし、これは現実においても当てはめられることではあるが、この私情を挟まないきっぱりした価値観はこの手の作品では結構珍しいかもしれない。ゴリラ軽業同様、新鮮だ。
[ アニメ感想/サムライ 7]

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