■EPISODE-07 「叱咤のごとく…」
【STORY】
カベル領に辿り着くクレオたち。
迎える民衆は英雄ミシェルの帰還に湧いた。
ミシェルは、クレオを救世主として人民軍の中心メンバーに紹介するも、クレオ達の非協力的な態度から、テオドリック等メンバーも彼らに不信感を募らせる。
一通りの歓迎が済み、屋敷で一人思いに沈むミシェルに仕掛けたアイメルの悪戯が発端で、ヴォルバン家に関する衝撃の真実が明らかになる。
そしてミシェルの口から語られる、真実とは…?
脚本:米村正二 / 絵コンテ:大原 実/ 演出:土屋浩幸 / 作画監督:長坂寛治
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
ガラスの戦艦は、ミシェルの故郷であり人民軍の本拠地でもあるカベル領へと到着した。姿を見せるや否や、熱狂的な歓迎を受ける一同。カリスマ・ミシェルとそれを救った英雄らの帰還なのだから無理もあるまい。
クレオたちを屋敷へと招いたミシェルは、人民軍の仲間に彼らを紹介するが、さすがというかあれほどの熱狂を見た後にも関わらずクレオも仲間たちもマイペースを崩さない。金はせびるわ、「暑苦しいんだよ」と吐き捨ててさっさと出て行くわ、第一印象は最悪である。でも、「暑苦しい」には正直ちょっと同意。
街をぶらつくクレオ。彼の顔は既に市民に知れ渡っているようで、会う人みなミシェルを救ってくれたことを感謝し、何かしら贈り物をよこすのだった。終いにはでかいかごふたつに山盛りの食べ物を担いで歩く羽目なるクレオ。つうか食いかけのリンゴとか生の魚をそのまんまとか、そういう微妙なプレゼントは拒否してもいいと思うの。
そんなクレオに声をかけたのはシルアだ。彼女は先日兄を失って以来元気のないミシェルを気遣い、クレオに何とかしてやって欲しいと頼みに来たのだ。が、相変わらずそっけない態度のクレオは、話を聞くどころか「良かったらこれ食ってくれ」ともらった食べ物の山を押しつけようとする始末。そんな彼に、シルアは「クレオさんのバカー」と古典的な捨てゼリフを吐いて走り去るのだった。
しかしその後どういうやり取りがあったのやら、クレオはシルアによってミシェルの屋敷に招かれていた。ミシェルの私室らしき部屋で話を聞いていたところ、隣の部屋からとんでもない音が。クレオが扉を蹴破って中に入ると、そこにはミシェルのところへ忍んでいこうとして崩れた屋根ごと落っこちたアイメルと、シャワー途中のミシェルがいた。
シャワー中だったのだから当然ミシェルは全裸であり、そして、
その胸には立派なおっぱいがふたつついていた。
・・・まあ、女だろうとはうすうす気づいてましたけどね。何が驚いたって、想像を絶するその巨乳ッぷりである。普段着の時はおろか、上着を脱いでも完全にぺたんこだったのに、その巨乳はどこにどうやって隠していたのか。ミステリアスにもほどがある。
シャワー室に無遠慮に乱入してきた連中から身を隠すようにうずくまるミシェル。その背には、兄と同じバッテン傷があった。その姿を見たクレオはつぶやいた。
「天使の翼だな」
いや・・・ここはもっと他に言うことあるだろ。
身づくろいを済ませ、部屋に戻ったミシェルとその他の面々。クレオは、ミシェルが女性であることには感づいていたと言う。嘘つくなよ、アンタいつだかミシェルに男の生き様を語って「おまえもそうだろ」と同意を求めてたじゃないか。
ラシーヌという本来の名を明かし、ミシェルは淡々とその身の上を語りだした。生まれてすぐ母を亡くし、父は人民軍としての活動のためほとんど家におらず、家族と呼べるのは兄だけだったこと。兄に教わった剣術の腕はいつしか兄をしのぐほどになったが、父の反対にあい一度その道をあきらめていること。余談だが、このシーンの父上なぜか袴に足袋という完璧ジャパニーズな装いだったので目を疑った。あれは一体なんだったのだろう。
そしてある時、兄はとある剣術大会に出場し、決勝まで登りつめていた。優勝を争う相手は、なんとあのヴェッティであった。つうか、そのシャラポワみたいな超ミニスカートはなんなんですかヴェッティ様。動くたびに見えてはいけないものがチラリとしそうで怖いですヴェッティ様。
ミニスカヴェッティ様の斬撃を背中に受け、倒れ伏す兄上。あのバッテン傷はここでついたのですな。
しかし彼はそこであきらめることなく、なおもヴェッティへと向かっていった。弛まぬ闘志、気高い瞳。剣を交わしながら、その美しさにすっかり魅せられてしまったヴェッティ。・・・そうですか。ヴェッティ様がラルフを愛でるのは貴族としての嗜みではなくて、生粋のホモ野郎様であらせられましたか。まさにこの時から、彼のミシェルへの執着が始まったというわけだな。
時は流れ、神聖帝国軍との戦いのさなかに兄は消息不明となり、父も命を落とした。ただ一人残されたミシェルは、ラシーヌとしての人生を捨て、兄に成り代わっり人民軍を率いていくことを決意した。そしてそのけじめとして、背に兄と同じバッテン傷を刻み付けたのだった。
こうしてミシェルの過去を知ってみると、それほどの重要人物だった兄上が、前回の1話のうちにくるくる回って宇宙の藻屑になってしまったという事実に改めて驚く。やっぱりあれだけでは終わらないと思った方がいいのかもしれない。メカ兄上登場の衝撃に今から備えなくては。
自ら見捨ててしまった兄を思い、糸が切れたかのようにむせび泣くミシェル。そんな彼女にクレオは、アンタはヴェッティを釣る餌なんだから泣き言は聞かないと切って捨てる。その一見冷たい物言いは、ある種の叱咤激励でもあったろう。彼はミシェルが人々の希望であることを諭し、さらにこう告げた。
「希望ってのはよ・・・いつもキラキラ輝いてるもんだ」
かっ・・・カッコよすぎて耳から血ィ出ますクレオさん。もうさすがとしか言いようのないセンス。そんなクレオがミシェルと視線を合わせ、にやりと笑ってみせた瞬間、何者かによる爆撃がカベル領を襲ったのだった。
ミシェルの衝撃的な生い立ちの合間で、ヴェッティ様が抜け目なくその強烈なキャラクターをふりまいていたりして実に面白かった。にしてもヴェッティ様が執着していたのはやはり兄上の方だったようで、今のミシェルが偽物だと知ったらどんなリアクションを見せてくれるかとても楽しみだ。
「なんだ偽物かよふざけんな」となるか、むしろ「女には興味ねえんだよふざけんな」となるか。それとも、今はクレオの方に興味が行っちゃっててどっちにしろミシェルはどうでもよくなってるか。ただ、ミシェルにとってはその方が幸福だというのは確実に言える。
【STORY】
カベル領に辿り着くクレオたち。
迎える民衆は英雄ミシェルの帰還に湧いた。
ミシェルは、クレオを救世主として人民軍の中心メンバーに紹介するも、クレオ達の非協力的な態度から、テオドリック等メンバーも彼らに不信感を募らせる。
一通りの歓迎が済み、屋敷で一人思いに沈むミシェルに仕掛けたアイメルの悪戯が発端で、ヴォルバン家に関する衝撃の真実が明らかになる。
そしてミシェルの口から語られる、真実とは…?
脚本:米村正二 / 絵コンテ:大原 実/ 演出:土屋浩幸 / 作画監督:長坂寛治
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
ガラスの戦艦は、ミシェルの故郷であり人民軍の本拠地でもあるカベル領へと到着した。姿を見せるや否や、熱狂的な歓迎を受ける一同。カリスマ・ミシェルとそれを救った英雄らの帰還なのだから無理もあるまい。
クレオたちを屋敷へと招いたミシェルは、人民軍の仲間に彼らを紹介するが、さすがというかあれほどの熱狂を見た後にも関わらずクレオも仲間たちもマイペースを崩さない。金はせびるわ、「暑苦しいんだよ」と吐き捨ててさっさと出て行くわ、第一印象は最悪である。でも、「暑苦しい」には正直ちょっと同意。
街をぶらつくクレオ。彼の顔は既に市民に知れ渡っているようで、会う人みなミシェルを救ってくれたことを感謝し、何かしら贈り物をよこすのだった。終いにはでかいかごふたつに山盛りの食べ物を担いで歩く羽目なるクレオ。つうか食いかけのリンゴとか生の魚をそのまんまとか、そういう微妙なプレゼントは拒否してもいいと思うの。
そんなクレオに声をかけたのはシルアだ。彼女は先日兄を失って以来元気のないミシェルを気遣い、クレオに何とかしてやって欲しいと頼みに来たのだ。が、相変わらずそっけない態度のクレオは、話を聞くどころか「良かったらこれ食ってくれ」ともらった食べ物の山を押しつけようとする始末。そんな彼に、シルアは「クレオさんのバカー」と古典的な捨てゼリフを吐いて走り去るのだった。
しかしその後どういうやり取りがあったのやら、クレオはシルアによってミシェルの屋敷に招かれていた。ミシェルの私室らしき部屋で話を聞いていたところ、隣の部屋からとんでもない音が。クレオが扉を蹴破って中に入ると、そこにはミシェルのところへ忍んでいこうとして崩れた屋根ごと落っこちたアイメルと、シャワー途中のミシェルがいた。
シャワー中だったのだから当然ミシェルは全裸であり、そして、
その胸には立派なおっぱいがふたつついていた。
・・・まあ、女だろうとはうすうす気づいてましたけどね。何が驚いたって、想像を絶するその巨乳ッぷりである。普段着の時はおろか、上着を脱いでも完全にぺたんこだったのに、その巨乳はどこにどうやって隠していたのか。ミステリアスにもほどがある。
シャワー室に無遠慮に乱入してきた連中から身を隠すようにうずくまるミシェル。その背には、兄と同じバッテン傷があった。その姿を見たクレオはつぶやいた。
「天使の翼だな」
いや・・・ここはもっと他に言うことあるだろ。
身づくろいを済ませ、部屋に戻ったミシェルとその他の面々。クレオは、ミシェルが女性であることには感づいていたと言う。嘘つくなよ、アンタいつだかミシェルに男の生き様を語って「おまえもそうだろ」と同意を求めてたじゃないか。
ラシーヌという本来の名を明かし、ミシェルは淡々とその身の上を語りだした。生まれてすぐ母を亡くし、父は人民軍としての活動のためほとんど家におらず、家族と呼べるのは兄だけだったこと。兄に教わった剣術の腕はいつしか兄をしのぐほどになったが、父の反対にあい一度その道をあきらめていること。余談だが、このシーンの父上なぜか袴に足袋という完璧ジャパニーズな装いだったので目を疑った。あれは一体なんだったのだろう。
そしてある時、兄はとある剣術大会に出場し、決勝まで登りつめていた。優勝を争う相手は、なんとあのヴェッティであった。つうか、そのシャラポワみたいな超ミニスカートはなんなんですかヴェッティ様。動くたびに見えてはいけないものがチラリとしそうで怖いですヴェッティ様。
ミニスカヴェッティ様の斬撃を背中に受け、倒れ伏す兄上。あのバッテン傷はここでついたのですな。
しかし彼はそこであきらめることなく、なおもヴェッティへと向かっていった。弛まぬ闘志、気高い瞳。剣を交わしながら、その美しさにすっかり魅せられてしまったヴェッティ。・・・そうですか。ヴェッティ様がラルフを愛でるのは貴族としての嗜みではなくて、生粋のホモ野郎様であらせられましたか。まさにこの時から、彼のミシェルへの執着が始まったというわけだな。
時は流れ、神聖帝国軍との戦いのさなかに兄は消息不明となり、父も命を落とした。ただ一人残されたミシェルは、ラシーヌとしての人生を捨て、兄に成り代わっり人民軍を率いていくことを決意した。そしてそのけじめとして、背に兄と同じバッテン傷を刻み付けたのだった。
こうしてミシェルの過去を知ってみると、それほどの重要人物だった兄上が、前回の1話のうちにくるくる回って宇宙の藻屑になってしまったという事実に改めて驚く。やっぱりあれだけでは終わらないと思った方がいいのかもしれない。メカ兄上登場の衝撃に今から備えなくては。
自ら見捨ててしまった兄を思い、糸が切れたかのようにむせび泣くミシェル。そんな彼女にクレオは、アンタはヴェッティを釣る餌なんだから泣き言は聞かないと切って捨てる。その一見冷たい物言いは、ある種の叱咤激励でもあったろう。彼はミシェルが人々の希望であることを諭し、さらにこう告げた。
「希望ってのはよ・・・いつもキラキラ輝いてるもんだ」
かっ・・・カッコよすぎて耳から血ィ出ますクレオさん。もうさすがとしか言いようのないセンス。そんなクレオがミシェルと視線を合わせ、にやりと笑ってみせた瞬間、何者かによる爆撃がカベル領を襲ったのだった。
ミシェルの衝撃的な生い立ちの合間で、ヴェッティ様が抜け目なくその強烈なキャラクターをふりまいていたりして実に面白かった。にしてもヴェッティ様が執着していたのはやはり兄上の方だったようで、今のミシェルが偽物だと知ったらどんなリアクションを見せてくれるかとても楽しみだ。
「なんだ偽物かよふざけんな」となるか、むしろ「女には興味ねえんだよふざけんな」となるか。それとも、今はクレオの方に興味が行っちゃっててどっちにしろミシェルはどうでもよくなってるか。ただ、ミシェルにとってはその方が幸福だというのは確実に言える。
[ アニメ感想/ガラスの艦隊]









