■第六話 「任せろ!」
【STORY】
都からの勅使を暗殺され、虹雅渓の差配として責任を糾弾されるアヤマロ。
殺害現場に凶器の刀剣があった事から、犯人を侍であると断定し自身の警邏隊を動員して街をあげての侍狩りを始める。
続々と捕縛されていく侍たち。
サムライ探しを一旦中断し、虹雅渓最下層部に落ち延びようとするカンベエ一行にも警邏隊の追撃が迫る。
放置されていた貨物列車を起動し脱出を図るも、線路を破壊され敵もろともキクチヨが爆炎の中に消える・・・!
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
さて、御勅使殿の惨殺死体という衝撃的なラストからの続きである。
現場には、凶器と思われる刀がその存在を誇示するかのように突き立てられていた。側近が訝ったとおりこれは実に不自然で、普通ならサムライの仕業に見せかけたい奴が犯人なんじゃねえのと考えるところなのだが、それに思い至らなかったのかもしくは目障りなサムライを一掃する好機ととらえたか、アヤマロは下手人をサムライと断定して大規模なサムライ狩りを開始した。
となると、当然ながら我らがカンナ村警備チームも標的となるわけで。スカウトどころではなくなった現状を憂うかと思いきや、彼らは存外涼しい顔。カンベエ曰く「むしろ商人がふるいにかけてくれるなら超ラッキー」とのこと。そりゃそうだ。商人ごときにとっつかまるようなショボ侍が、富士山級にハードルの高いカンベエセンサーに引っかかるはずないもんな。ショボがぜんぶとっ捕まってしまえば、後に残った手練れのみを吟味すればいいわけで確かに楽チンだ。
が、そんな中相変わらず空気の読めてない男が一人。言うまでもなく、萌えロボ・キクチヨちゃんである。
サムライ探しのチャンスと張り切ったのは彼も同様だが、こちらはベクトルがてんで逆方向にとんでしまった。サムライがわんさと捕まっている牢獄にわざと収監され、連中全員と一緒に脱獄してきてしまったのである。
案の定、引き連れてきた大量のショボ侍はカンベエらによってあっという間に叩き伏せられてしまい、大得意だったキクチヨは面目丸つぶれ。その上何も考えずに真っ直ぐアジトに帰ってきてしまったせいで、敵に居場所までばれちゃう始末。ここまでくるともうキクチヨの空回りっぷりがむしろ可哀想になってくる。カンベエらが彼に怒りをぶつけることなく、ただ「しょうがねえなあこいつはよ」という態度なのが余計に切ない。
アジトがばれてしまっては逃げないわけにはいかない。一同はマサムネの提案で、地下へと通じる昇降列車を使うことにした。
そこへ早くも襲ってきた警邏隊。キクチヨはせめてもの償いと殿(しんがり)を引き受ける。どうでもいいが、アジトの入り口をふさぐシーンで突っ込んできたやかんロボが扉に激突したのがベタながら可愛かった。どうもこのアニメ、女子よりメカに萌えるよう出来ているようだ。
入り組んだパイプを通って地下を目指す一同。パイプから次々飛び出してくるシーンでマリオを連想したのは私だけではないだろう。多分。
これ以上巻き込まないためにマサムネをふんじばって放り出し、昇降列車は地下へと疾走を開始した。追っ手も激しい追撃をかける。ロボはともかく、どう見ても生身の人間の警邏2人が普通に走って追いかけてくるってどういうことだ。しかもしまいに列車追い越して、線路の先で爆弾仕掛けてるし。ああ見えてサイボーグ戦士なのか。奥歯に加速装置が仕込まれているのか。<古い
後部に陣取ったキクチヨとゴロベエが敵を防いでいる間、カンベエはこの場を逃げおおせるための準備を開始した。ヘイハチのフックを前部車両にひっかけてキクチヨに持たせ、タイミングを見計らってワイヤーを巻き上げる。スピードが落ちたところで煙幕にまぎれて飛び降りるという作戦だ。
作戦のキモ部分を任されたキクチヨの士気はちょっと高すぎるほど高い。振舞いが振舞いなのでわかりにくいが、彼なりに先ほどの失敗で皆に迷惑をかけたと悔やんでいるのだろう。
カンベエの合図で煙幕を炊き、ワイヤー巻上げを開始する段になってキクチヨはゴロベエを車内に戻らせた。「俺一人で充分だ」とは、危険な役割を担うのは自分ひとりでいいという意味に違いない。
頭から煙噴きつつ必死にリールを巻くキクチヨに、容赦なく襲い掛かるやかんロボ。だが彼は、ボコられてもボコられても手を休めない。この時点で、飼い主のために必死で頑張るわんこみたいなその頑張りに泣けてくる。
やがて全員が列車から飛び降りることに成功し、残るはキクチヨだけとなった。ところが、やかんロボを凌ぐのに必死のキクチヨは、皆と同じ場所で飛び降りることが出来なかった。
「お前ら農民どもをしっかり守ってやれよ!!」
そんな男気溢れるセリフを残し、キクチヨを乗せたままの列車は、爆発に巻き込まれてひっくり返り、仲間たちの眼前で鉄くずと化したのだった。
これまでおみそだったキクチヨが、その内なる武士の魂を発揮し、真のサムライとなった瞬間だ。スピード感溢れる演出にキクチヨの豪快かつ爽快な立ち回り、そしてコマチの真に迫りすぎな泣き声でぐっと来てしまったが、真っ当なアニメのお約束に則って推測するならコレでほんとに死んだなどとは誰も思わないわけで。
次はもう、キクチヨちゃんがどんなビッグインパクトな再登場を果たしてくれるかがひたすら楽しみだ。つうか、彼の抜けたボケ役ポジションの穴を埋めるにはカツシロウ一人では力不足だし。出来るだけ早い帰還を願いたい。
【STORY】
都からの勅使を暗殺され、虹雅渓の差配として責任を糾弾されるアヤマロ。
殺害現場に凶器の刀剣があった事から、犯人を侍であると断定し自身の警邏隊を動員して街をあげての侍狩りを始める。
続々と捕縛されていく侍たち。
サムライ探しを一旦中断し、虹雅渓最下層部に落ち延びようとするカンベエ一行にも警邏隊の追撃が迫る。
放置されていた貨物列車を起動し脱出を図るも、線路を破壊され敵もろともキクチヨが爆炎の中に消える・・・!
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
さて、御勅使殿の惨殺死体という衝撃的なラストからの続きである。
現場には、凶器と思われる刀がその存在を誇示するかのように突き立てられていた。側近が訝ったとおりこれは実に不自然で、普通ならサムライの仕業に見せかけたい奴が犯人なんじゃねえのと考えるところなのだが、それに思い至らなかったのかもしくは目障りなサムライを一掃する好機ととらえたか、アヤマロは下手人をサムライと断定して大規模なサムライ狩りを開始した。
となると、当然ながら我らがカンナ村警備チームも標的となるわけで。スカウトどころではなくなった現状を憂うかと思いきや、彼らは存外涼しい顔。カンベエ曰く「むしろ商人がふるいにかけてくれるなら超ラッキー」とのこと。そりゃそうだ。商人ごときにとっつかまるようなショボ侍が、富士山級にハードルの高いカンベエセンサーに引っかかるはずないもんな。ショボがぜんぶとっ捕まってしまえば、後に残った手練れのみを吟味すればいいわけで確かに楽チンだ。
が、そんな中相変わらず空気の読めてない男が一人。言うまでもなく、萌えロボ・キクチヨちゃんである。
サムライ探しのチャンスと張り切ったのは彼も同様だが、こちらはベクトルがてんで逆方向にとんでしまった。サムライがわんさと捕まっている牢獄にわざと収監され、連中全員と一緒に脱獄してきてしまったのである。
案の定、引き連れてきた大量のショボ侍はカンベエらによってあっという間に叩き伏せられてしまい、大得意だったキクチヨは面目丸つぶれ。その上何も考えずに真っ直ぐアジトに帰ってきてしまったせいで、敵に居場所までばれちゃう始末。ここまでくるともうキクチヨの空回りっぷりがむしろ可哀想になってくる。カンベエらが彼に怒りをぶつけることなく、ただ「しょうがねえなあこいつはよ」という態度なのが余計に切ない。
アジトがばれてしまっては逃げないわけにはいかない。一同はマサムネの提案で、地下へと通じる昇降列車を使うことにした。
そこへ早くも襲ってきた警邏隊。キクチヨはせめてもの償いと殿(しんがり)を引き受ける。どうでもいいが、アジトの入り口をふさぐシーンで突っ込んできたやかんロボが扉に激突したのがベタながら可愛かった。どうもこのアニメ、女子よりメカに萌えるよう出来ているようだ。
入り組んだパイプを通って地下を目指す一同。パイプから次々飛び出してくるシーンでマリオを連想したのは私だけではないだろう。多分。
これ以上巻き込まないためにマサムネをふんじばって放り出し、昇降列車は地下へと疾走を開始した。追っ手も激しい追撃をかける。ロボはともかく、どう見ても生身の人間の警邏2人が普通に走って追いかけてくるってどういうことだ。しかもしまいに列車追い越して、線路の先で爆弾仕掛けてるし。ああ見えてサイボーグ戦士なのか。奥歯に加速装置が仕込まれているのか。<古い
後部に陣取ったキクチヨとゴロベエが敵を防いでいる間、カンベエはこの場を逃げおおせるための準備を開始した。ヘイハチのフックを前部車両にひっかけてキクチヨに持たせ、タイミングを見計らってワイヤーを巻き上げる。スピードが落ちたところで煙幕にまぎれて飛び降りるという作戦だ。
作戦のキモ部分を任されたキクチヨの士気はちょっと高すぎるほど高い。振舞いが振舞いなのでわかりにくいが、彼なりに先ほどの失敗で皆に迷惑をかけたと悔やんでいるのだろう。
カンベエの合図で煙幕を炊き、ワイヤー巻上げを開始する段になってキクチヨはゴロベエを車内に戻らせた。「俺一人で充分だ」とは、危険な役割を担うのは自分ひとりでいいという意味に違いない。
頭から煙噴きつつ必死にリールを巻くキクチヨに、容赦なく襲い掛かるやかんロボ。だが彼は、ボコられてもボコられても手を休めない。この時点で、飼い主のために必死で頑張るわんこみたいなその頑張りに泣けてくる。
やがて全員が列車から飛び降りることに成功し、残るはキクチヨだけとなった。ところが、やかんロボを凌ぐのに必死のキクチヨは、皆と同じ場所で飛び降りることが出来なかった。
「お前ら農民どもをしっかり守ってやれよ!!」
そんな男気溢れるセリフを残し、キクチヨを乗せたままの列車は、爆発に巻き込まれてひっくり返り、仲間たちの眼前で鉄くずと化したのだった。
これまでおみそだったキクチヨが、その内なる武士の魂を発揮し、真のサムライとなった瞬間だ。スピード感溢れる演出にキクチヨの豪快かつ爽快な立ち回り、そしてコマチの真に迫りすぎな泣き声でぐっと来てしまったが、真っ当なアニメのお約束に則って推測するならコレでほんとに死んだなどとは誰も思わないわけで。
次はもう、キクチヨちゃんがどんなビッグインパクトな再登場を果たしてくれるかがひたすら楽しみだ。つうか、彼の抜けたボケ役ポジションの穴を埋めるにはカツシロウ一人では力不足だし。出来るだけ早い帰還を願いたい。
[ アニメ感想/サムライ 7]









