■EPISODE-08 「真実のごとく…」
【STORY】
ジョンフォール艦隊の強襲に苦戦する人民軍艦隊。
クレオ達も出撃するが、烏合の衆である人民軍に辟易する。
業を煮やしたクレオはガラスの戦艦単独での戦闘により、戦局を覆す。
その頃、バロディカではレイチェルの仮面外しの儀式が行われていた。
貴族達の注視の下、外されていくレイチェルの鉄仮面。
仮面の下から顕れた姿とは?
式後、挨拶に訪れたヴェッティの言葉にレイチェルは、ある事に気付く…。
脚本:冨岡淳広 / 絵コンテ:高山秀樹 / 演出:高山秀樹 / 作画監督:杉藤早百合・宮田奈保美
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
前回、突如カベル領を襲った砲撃はジョンフォール艦隊によるものだった。人民軍も艦隊を出撃させ反撃を行うが、これが既にテンパッちゃってて頼りないことはなはだしい。軍とは言えその実は単なる民衆の寄り集まりなのだから仕方ないと言えばそうなのだが。
そんな中、俺には関係ないぜー的な態度をとっていたクレオを、ミシェルが「お前の戦、見せてもらおうか」の一言で挑発。この人もクレオの扱い方をだいぶ心得てきたな。
その頃、バロディカの大聖堂にて法王の娘レイチェルの仮面外しの儀式が行われていた。レイチェルがはっきりと登場したのってこれが初めてのように思うが、鉄火面というよりはフルフェイスの巨大鯛焼き型みたいだったので驚いた。しかも簡単に取り外せるものではなく、でっかいレンチでもってネジをギリギリ外さないとならない仕様ときた。これじゃ日常生活はさぞかし不便だったことだろう。
ともかく、仮面は外された。もしやろくに洗ってない汚顔が出てくるのではという懸念は杞憂に終わり、レイチェルの素顔は親に似ても似つかない超絶美少女なのだった。その肌は清らかに白く、唇には真紅のルージュが引かれている。・・・っておいいいい!!
コレ絶対、仮面つけっぱなしって嘘だろ。飯、風呂、化粧、就寝、なにかにつけてマメにつけ外ししてるだろ。もしくは仮面の中でも自在に化粧できるハンドパワーの持ち主だ。それもこの作品ならありえそうで怖いが。
お披露目の後は参列者に一人一人声をかけていく。お役目と言えど、同じセリフを延々と繰り返すのは大変そうだ。ラダトームのお城へようこそ。
最後に現れたのは我らがヴェッティ様。ガチホモの癖に耳からジャムが噴出しそうな甘ったるいセリフを吐く。そしてレイチェルを見つめたその瞳は、彼女が仮面舞踏会の夜に出会った男と同じ奇妙な輝きを持っていたのだった。
場面は艦隊戦に戻る。人民軍の指揮をとっているのはヘクターだが、これが思った以上にショボイ。仮にもアンタ統率役の一人だろ。頭が「今考えてるところです!!」とか言っちゃ駄目だよ。
そんなわやくちゃの人民軍艦隊に入電が。クレオが駆るガラスの戦艦からだ。
[どけ 寝てるのか]
クレオさん電信でまでそんなキャラ。
ガラスの戦艦は軽やかに戦場を駆け回り、敵艦を次々に沈めていく。まさに破竹の勢いだ。
が、その時思わぬ方向から被弾する。ガラスの戦艦でもこんなことがあるのか、それとも新たな強敵の出現か? と手に汗握ったら、
「当たっちゃったよ・・・」
味方の誤爆かよ!!
あまりのことに呆然とするガラスの戦艦に、すぐさま人民軍から入電。
[すみません]
謝ってすまそうとすんなよ!! そんな校長室の花びん割っちゃった小学生みたいに!!
さすがの疾風(かぜ)も堪忍袋の緒が切れて、クレオが自ら陣頭指揮を執ることになった。
まず発した命令は「潜るぞ!」の一語。なんと文字通り領内の海に潜行して、水中戦をやろうというのだ。無茶だなオイ。しかしちゃんと魚雷も装備してるし、もともと水中船にも対応できるように出来てる模様。と思ったら普通の砲台もそのまま使用してるしどうなんだコレ。ホントに何でもありだこの戦艦。
クレオは、よくわからんがローレライシステムのような不思議パワーで海底のソレイユ動力炉を察知。それを爆発させることで敵艦隊を一気に殲滅させるという。いくらなんでもそりゃお前後先のこと考えろと止めにかかるミシェルだったが、それを見てクレオは唇の端を持ち上げる。
「俺の戦、見たいんだろ?」
たちまち上がる巨大な水柱。宇宙からそれを見ていたジョンフォール伯爵は味方の勝利を確信して喜ぶが、直後に自軍の全滅を聞かされて大激怒。真っ赤になってプルプルする姿が可愛い。
ここで再び、クレオから人民軍への入電が入る。
「黙って俺について来い」
植木等かお前は!!
ともあれガラスの戦艦は見事ジョンフォール艦を撃破。旦那様大閣下と美少女軍団は、哀れ宇宙の藻屑となったのだった。もったいない。
再びヴェッティサイド。レイチェルがバルコニーに佇んでいたところ、どう見てもジャパニーズニンジャな黒装束の集団が現れ彼女を取り囲んだ。ちなみに、リーダー格の少年はラルフである。リボンつき黒頭巾で顔を覆ってはいるが、紛うことなきラルフである。
彼らがレイチェルを脅し、今にも連れ去ろうとしたその時、嘘臭いほどのグッドタイミングでヴェッティ様登場。黒装束どもを得意の剣で蹴散らした。つうかもうこれ、あからさまに自作自演じゃないですか。
一人残ったラルフは、レイチェルの喉元に剣の切っ先を突きつける。まさにクライマックスだ。ここですかさずヴェッティのキメゼリフが入る。
「その方に傷ひとつでもつけてみろ・・・生きたまま塩漬けにするぞ!!」
なんだその微妙にグロい脅し文句は。昔の中国じゃないんだから。どうせお芝居ならもっとカッコ良いセリフを選べばいいのに、ヴェッティ様のセンスは時折我々衆生の理解の及ばない領域に行きなさる。
しかしラルフ自身はこのえげつない脅しに結構傷ついたらしい。思わずそのまま本気でレイチェルを斬ろうとしたところを、ヴェッティ様に弾かれ幕引きとなった。
が、こんなわかりやすい芝居を賢いレイチェルが見抜けぬはずもない。彼女は親父までグルになってこんな茶番を見せられたことに激怒し、憤懣やるかたない様子で立ち去ってしまった。
普通に考えてフラグ立て失敗、好感度大幅ダウンという場面なのだが、ヴェッティ様は涼しい顔。彼に言わせれば、「彼女にこんな茶番に流される安い女だと思われたという怒りを植えつけたことで計画は大成功」なんだそうだ。よくわからんが、好かれなくても関心を向けさせることが出来ればいいということか。好きの反対は嫌いではなく無関心だと言うしな。
人民軍は、ジョンフォールの領土艦と合体し、まさにお祭り騒ぎの真っ最中だった。酒場で仲間たちがわいわいやってる中、一人つまらなそうな顔で飲んでいるクレオに、酒を注ぎ足したのはヘクターだ。
彼はニコニコしながらガラスの戦艦を売ってしまったことを改めて詫びた。いや、そういうのは軍規とかに関わってくることだし、ここで言うことじゃないだろう。
ともあれ、彼はクレオの戦いぶりにすっかり惚れ込んでしまったようだった。ソレイユ動力炉を壊したことが不満らしいテオドリックさえ、突っ込んで非難はしない。「貴方は本当に救世主ですよ」と示す先には喜びにわく人々の姿がある。あー、クレオさんにそんなこと言ってもまた暑苦しいって思われるだけだろうに。
が、クレオは席を蹴って立ち上がったかと思うと、酒ビンをラッパ飲みして叫んだ。
「お前らみんな、俺のために戦え!!」
たちまち巻き起こるクレオコール。・・・どうやらクレオさん、思ったよりずっとノリノリのようだ。
【STORY】
ジョンフォール艦隊の強襲に苦戦する人民軍艦隊。
クレオ達も出撃するが、烏合の衆である人民軍に辟易する。
業を煮やしたクレオはガラスの戦艦単独での戦闘により、戦局を覆す。
その頃、バロディカではレイチェルの仮面外しの儀式が行われていた。
貴族達の注視の下、外されていくレイチェルの鉄仮面。
仮面の下から顕れた姿とは?
式後、挨拶に訪れたヴェッティの言葉にレイチェルは、ある事に気付く…。
脚本:冨岡淳広 / 絵コンテ:高山秀樹 / 演出:高山秀樹 / 作画監督:杉藤早百合・宮田奈保美
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
前回、突如カベル領を襲った砲撃はジョンフォール艦隊によるものだった。人民軍も艦隊を出撃させ反撃を行うが、これが既にテンパッちゃってて頼りないことはなはだしい。軍とは言えその実は単なる民衆の寄り集まりなのだから仕方ないと言えばそうなのだが。
そんな中、俺には関係ないぜー的な態度をとっていたクレオを、ミシェルが「お前の戦、見せてもらおうか」の一言で挑発。この人もクレオの扱い方をだいぶ心得てきたな。
その頃、バロディカの大聖堂にて法王の娘レイチェルの仮面外しの儀式が行われていた。レイチェルがはっきりと登場したのってこれが初めてのように思うが、鉄火面というよりはフルフェイスの巨大鯛焼き型みたいだったので驚いた。しかも簡単に取り外せるものではなく、でっかいレンチでもってネジをギリギリ外さないとならない仕様ときた。これじゃ日常生活はさぞかし不便だったことだろう。
ともかく、仮面は外された。もしやろくに洗ってない汚顔が出てくるのではという懸念は杞憂に終わり、レイチェルの素顔は親に似ても似つかない超絶美少女なのだった。その肌は清らかに白く、唇には真紅のルージュが引かれている。・・・っておいいいい!!
コレ絶対、仮面つけっぱなしって嘘だろ。飯、風呂、化粧、就寝、なにかにつけてマメにつけ外ししてるだろ。もしくは仮面の中でも自在に化粧できるハンドパワーの持ち主だ。それもこの作品ならありえそうで怖いが。
お披露目の後は参列者に一人一人声をかけていく。お役目と言えど、同じセリフを延々と繰り返すのは大変そうだ。ラダトームのお城へようこそ。
最後に現れたのは我らがヴェッティ様。ガチホモの癖に耳からジャムが噴出しそうな甘ったるいセリフを吐く。そしてレイチェルを見つめたその瞳は、彼女が仮面舞踏会の夜に出会った男と同じ奇妙な輝きを持っていたのだった。
場面は艦隊戦に戻る。人民軍の指揮をとっているのはヘクターだが、これが思った以上にショボイ。仮にもアンタ統率役の一人だろ。頭が「今考えてるところです!!」とか言っちゃ駄目だよ。
そんなわやくちゃの人民軍艦隊に入電が。クレオが駆るガラスの戦艦からだ。
[どけ 寝てるのか]
クレオさん電信でまでそんなキャラ。
ガラスの戦艦は軽やかに戦場を駆け回り、敵艦を次々に沈めていく。まさに破竹の勢いだ。
が、その時思わぬ方向から被弾する。ガラスの戦艦でもこんなことがあるのか、それとも新たな強敵の出現か? と手に汗握ったら、
「当たっちゃったよ・・・」
味方の誤爆かよ!!
あまりのことに呆然とするガラスの戦艦に、すぐさま人民軍から入電。
[すみません]
謝ってすまそうとすんなよ!! そんな校長室の花びん割っちゃった小学生みたいに!!
さすがの疾風(かぜ)も堪忍袋の緒が切れて、クレオが自ら陣頭指揮を執ることになった。
まず発した命令は「潜るぞ!」の一語。なんと文字通り領内の海に潜行して、水中戦をやろうというのだ。無茶だなオイ。しかしちゃんと魚雷も装備してるし、もともと水中船にも対応できるように出来てる模様。と思ったら普通の砲台もそのまま使用してるしどうなんだコレ。ホントに何でもありだこの戦艦。
クレオは、よくわからんがローレライシステムのような不思議パワーで海底のソレイユ動力炉を察知。それを爆発させることで敵艦隊を一気に殲滅させるという。いくらなんでもそりゃお前後先のこと考えろと止めにかかるミシェルだったが、それを見てクレオは唇の端を持ち上げる。
「俺の戦、見たいんだろ?」
たちまち上がる巨大な水柱。宇宙からそれを見ていたジョンフォール伯爵は味方の勝利を確信して喜ぶが、直後に自軍の全滅を聞かされて大激怒。真っ赤になってプルプルする姿が可愛い。
ここで再び、クレオから人民軍への入電が入る。
「黙って俺について来い」
植木等かお前は!!
ともあれガラスの戦艦は見事ジョンフォール艦を撃破。旦那様大閣下と美少女軍団は、哀れ宇宙の藻屑となったのだった。もったいない。
再びヴェッティサイド。レイチェルがバルコニーに佇んでいたところ、どう見てもジャパニーズニンジャな黒装束の集団が現れ彼女を取り囲んだ。ちなみに、リーダー格の少年はラルフである。リボンつき黒頭巾で顔を覆ってはいるが、紛うことなきラルフである。
彼らがレイチェルを脅し、今にも連れ去ろうとしたその時、嘘臭いほどのグッドタイミングでヴェッティ様登場。黒装束どもを得意の剣で蹴散らした。つうかもうこれ、あからさまに自作自演じゃないですか。
一人残ったラルフは、レイチェルの喉元に剣の切っ先を突きつける。まさにクライマックスだ。ここですかさずヴェッティのキメゼリフが入る。
「その方に傷ひとつでもつけてみろ・・・生きたまま塩漬けにするぞ!!」
なんだその微妙にグロい脅し文句は。昔の中国じゃないんだから。どうせお芝居ならもっとカッコ良いセリフを選べばいいのに、ヴェッティ様のセンスは時折我々衆生の理解の及ばない領域に行きなさる。
しかしラルフ自身はこのえげつない脅しに結構傷ついたらしい。思わずそのまま本気でレイチェルを斬ろうとしたところを、ヴェッティ様に弾かれ幕引きとなった。
が、こんなわかりやすい芝居を賢いレイチェルが見抜けぬはずもない。彼女は親父までグルになってこんな茶番を見せられたことに激怒し、憤懣やるかたない様子で立ち去ってしまった。
普通に考えてフラグ立て失敗、好感度大幅ダウンという場面なのだが、ヴェッティ様は涼しい顔。彼に言わせれば、「彼女にこんな茶番に流される安い女だと思われたという怒りを植えつけたことで計画は大成功」なんだそうだ。よくわからんが、好かれなくても関心を向けさせることが出来ればいいということか。好きの反対は嫌いではなく無関心だと言うしな。
人民軍は、ジョンフォールの領土艦と合体し、まさにお祭り騒ぎの真っ最中だった。酒場で仲間たちがわいわいやってる中、一人つまらなそうな顔で飲んでいるクレオに、酒を注ぎ足したのはヘクターだ。
彼はニコニコしながらガラスの戦艦を売ってしまったことを改めて詫びた。いや、そういうのは軍規とかに関わってくることだし、ここで言うことじゃないだろう。
ともあれ、彼はクレオの戦いぶりにすっかり惚れ込んでしまったようだった。ソレイユ動力炉を壊したことが不満らしいテオドリックさえ、突っ込んで非難はしない。「貴方は本当に救世主ですよ」と示す先には喜びにわく人々の姿がある。あー、クレオさんにそんなこと言ってもまた暑苦しいって思われるだけだろうに。
が、クレオは席を蹴って立ち上がったかと思うと、酒ビンをラッパ飲みして叫んだ。
「お前らみんな、俺のために戦え!!」
たちまち巻き起こるクレオコール。・・・どうやらクレオさん、思ったよりずっとノリノリのようだ。
[ アニメ感想/ガラスの艦隊]









