■EPISODE-10 「悪鬼のごとく…」
【STORY】
バルドー領のB.Bの居城に、人民軍と神聖皇帝軍が同時に彼女との交渉に訪れていた。
だが、全く気付かない両者。
彼らはこの強かな女公爵に向けて事態の重要性を鳴らし、説く。
しかし、のらりくらりと話をはぐらかすB.B。
交渉が平行線を辿る中、クレオの思いがけない一言にB.Bがとった行動とは?
その頃、ラルフがバロティカのレイチェルの下を訪れていた…。
脚本:冨岡淳広 / 絵コンテ:滝沢敏文 / 演出:井草かほる・西村大樹 / 作画監督:相馬 満・長坂寛治
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
B.Bが待つバルドー領を訪れた人民軍一行。交渉役はミシェルとクレオ、ヘクターだ。このメンバーの内、クレオは「風が云々」とか言い出して話し合いをぶち壊しそうだし、待っててもらった方が良いのではという気もするが、救世主に祭り上げた以上そうもいかないか。
人民軍チームがB.Bの元へ向かっている頃、彼らに先んじたヴェッティらが既に交渉を開始していた。対するB.Bは、無数の大蛇に巻きつかれたようなインパクト満点のドレスをまとい、かつて自分を捨てた男である神聖皇帝を前にしても艶然と微笑んでいる。この貫禄、まるで美和明宏だ。
なぜ大きな戦争が起こるとなぜわかるのかという彼女の問いに、ヴェッティは答える。
「人民軍が平和を望まないからです」
わあこいついけしゃあしゃあと。でも意外と本気で言ってるのかもしれない。「下手に反抗なんかせずにおとなしく支配されてれば戦争になんかならないのに」みたいな。
と、そこへ人民軍チームが到着。どうするのかと思えば、B.Bはいったんヴェッティらに控え室へ下がるよう指示。応接間から出て行ったヴェッティと入れ替わりに、別の扉から人民軍チームがご入場、ときた。
なんだこのスリリングなニアミス劇は!!
両者が同時に訪問することを知っててわざとやってるとしか思えない。人が悪いというか豪胆だなB.B。
さて、人民軍チームはご挨拶の後まずはB.Bにプレゼントを贈呈。贈り物の中身は、恐ろしく鮮度の低そうな死んだ色合いの魚介類の山盛りだ。
これを見たB.Bは「あたくし生臭いものはいただきませんの」と受け取りを拒否。さもありなん。某大河ドラマで信長が蹴っ散らかした鯛とはわけが違う。
ヴェッティたち同様、B.Bに協力を要請するミシェルたち。ヴェッティ側と言ってることが真逆なのが、わかってることとは言え面白い。
煮え切らない態度のB.B。と、興味なさげな顔をしていたクレオが口を開いた。
「あんた、ヴェッティに捨てられたんだろ」
う、うわあああああ!! 空気読めてなさすぎだよクレオさん!! だからこいつを連れてくるべきじゃなかったんだ!! おまけに「カベル領半分よこせ」という揺さぶりにも勝手にOK出そうとするし、もう無茶苦茶である。
さすがに我慢ならなくなったミシェルがクレオの胸倉をつかみあげ、アホの小学生を教室から引きずり出す要領で人民軍チームいったん退場。そしてまた入れ替わりに、待たされていたヴェッティらが再入場した。なんかドリフのコントでこんなの見たことあるぞ。
ヴェッティ側の交渉再開。ヴェッティは、協力してくれるならB.Bの望むものを何でも捧げると請合う。これを聞いたB.Bは、いきなり短刀を抜いてヴェッティの隣のコンラッドに投げつけた。危なっ。
咄嗟に短刀を受けとめて唖然とするコンラッドに、B.Bはこう告げた。
「貴方、そのナイフでヴェッティの首を切り落としなさい」
怖ー!! クールなようでいて過去のことをバッチリ根にもっとるやん!
だがその直後、彼女は自分の言を「嘘」とあっさり流してみせた。ようするに単なる嫌がらせだったわけだが、それくらいのことはやっちゃうくらいの怨念が根底にあることは確かなようだ。これはヴェッティ様かなり不利か。
その頃、ラルフは何を思ったのかレイチェルの元を訪れていた。彼自身あれほど嫌がっていたヴェッティと彼女の結婚を、執拗に彼女に懇願している。どうやら前回のヴェッティの話で、つまらんやきもちをやいてる場合ではないと思い知ったらしい。
当初はそっけない態度をとっていたレイチェルだが、あまりに必死に頼み込むラルフにほだされたか、次第に態度が軟化してきた。まあ、大きなおめめうるうるさせた子犬みたいなあの表情を見たら、普通の人間ならまず無碍には扱えないだろう。なんかシカトしただけでも虐待みたいな感じがする。
バルドー領での交渉は、ひとまず人民軍側の勝利で結末を迎えた模様。B.Bが用意した契約書を割り印とし、ミシェルに手渡す。B.Bとしては人民軍に援助はするが、戦争に巻き込まれるのは冗談じゃないし自慢のブドウ畑に傷でもつけたらただじゃおかんぞ、というスタンスをとるようだ。
別れ際、クレオにヴェッティに対する執心の理由を尋ねるB.B。クレオは瞳をわずかに震わせて答えた。
「わからねえ。だが、奴は俺をたぎらせる」
これを聞いて「あら素敵」と目元をほころばせるB.B。・・・まさかとは思うが、もしかしてそっち系のご趣味がおありかこのご婦人。
人民軍チーム退出後、B.Bはヴェッティらに協力はできない旨を告げた。彼女の態度から既に他の何者かが契約を行ったこと、そしてその交渉は同時に行われていたことを悟ったヴェッティは、憤怒の表情も露に去っていった。前から思ってたが、ヴェッティ様普段なよなよしいだけに起こるとやけに怖いな。
B.Bの馬車に乗り、それぞれ帰途に着く両者。ここで、狙い済ましたかのように最後のニアミスが発生した。
今まさにすれ違おうとする二つの馬車。お互いに気づくクレオとヴェッティ。思わず腰に手をやるが、中立領ゆえに武器は預けてしまっていた。
すれ違う瞬間、ミシェルとコンラッドが同乗者を抑えたために大事には至らなかったが、まさに今後の戦場のすさまじさを予感させる緊迫のシーンだった。いろんな意味で。
艦に戻ったヴェッティは早速バルドー領に砲撃を開始。B.Bの大事なブドウ畑もめちゃめちゃになっていく。こういうとこ徹底してるなあヴェッティ様。
ミシェルたちも艦に戻って戦闘準備に入る。次回は再びクレオvsヴェッティの名バトルが見られるのだろうかワクワク。
そういえば、DVDのCMがかなり秀逸だったのがある意味本編以上に印象に残った。
「ガラスの艦隊のDVDが出るぞー!!」ウオオオオ。
「疾風が笑ってるぜ・・・」
「買ってくれ・・・私の最後のわがままだ」
限定版につくというハーモニカ、夏コミとかで吹きまくる奴で出そうで楽しみだ。熱射地獄の中、ハーモニカの音色に振り返ればクレオさん。暑さ100万倍。
【STORY】
バルドー領のB.Bの居城に、人民軍と神聖皇帝軍が同時に彼女との交渉に訪れていた。
だが、全く気付かない両者。
彼らはこの強かな女公爵に向けて事態の重要性を鳴らし、説く。
しかし、のらりくらりと話をはぐらかすB.B。
交渉が平行線を辿る中、クレオの思いがけない一言にB.Bがとった行動とは?
その頃、ラルフがバロティカのレイチェルの下を訪れていた…。
脚本:冨岡淳広 / 絵コンテ:滝沢敏文 / 演出:井草かほる・西村大樹 / 作画監督:相馬 満・長坂寛治
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
B.Bが待つバルドー領を訪れた人民軍一行。交渉役はミシェルとクレオ、ヘクターだ。このメンバーの内、クレオは「風が云々」とか言い出して話し合いをぶち壊しそうだし、待っててもらった方が良いのではという気もするが、救世主に祭り上げた以上そうもいかないか。
人民軍チームがB.Bの元へ向かっている頃、彼らに先んじたヴェッティらが既に交渉を開始していた。対するB.Bは、無数の大蛇に巻きつかれたようなインパクト満点のドレスをまとい、かつて自分を捨てた男である神聖皇帝を前にしても艶然と微笑んでいる。この貫禄、まるで美和明宏だ。
なぜ大きな戦争が起こるとなぜわかるのかという彼女の問いに、ヴェッティは答える。
「人民軍が平和を望まないからです」
わあこいついけしゃあしゃあと。でも意外と本気で言ってるのかもしれない。「下手に反抗なんかせずにおとなしく支配されてれば戦争になんかならないのに」みたいな。
と、そこへ人民軍チームが到着。どうするのかと思えば、B.Bはいったんヴェッティらに控え室へ下がるよう指示。応接間から出て行ったヴェッティと入れ替わりに、別の扉から人民軍チームがご入場、ときた。
なんだこのスリリングなニアミス劇は!!
両者が同時に訪問することを知っててわざとやってるとしか思えない。人が悪いというか豪胆だなB.B。
さて、人民軍チームはご挨拶の後まずはB.Bにプレゼントを贈呈。贈り物の中身は、恐ろしく鮮度の低そうな死んだ色合いの魚介類の山盛りだ。
これを見たB.Bは「あたくし生臭いものはいただきませんの」と受け取りを拒否。さもありなん。某大河ドラマで信長が蹴っ散らかした鯛とはわけが違う。
ヴェッティたち同様、B.Bに協力を要請するミシェルたち。ヴェッティ側と言ってることが真逆なのが、わかってることとは言え面白い。
煮え切らない態度のB.B。と、興味なさげな顔をしていたクレオが口を開いた。
「あんた、ヴェッティに捨てられたんだろ」
う、うわあああああ!! 空気読めてなさすぎだよクレオさん!! だからこいつを連れてくるべきじゃなかったんだ!! おまけに「カベル領半分よこせ」という揺さぶりにも勝手にOK出そうとするし、もう無茶苦茶である。
さすがに我慢ならなくなったミシェルがクレオの胸倉をつかみあげ、アホの小学生を教室から引きずり出す要領で人民軍チームいったん退場。そしてまた入れ替わりに、待たされていたヴェッティらが再入場した。なんかドリフのコントでこんなの見たことあるぞ。
ヴェッティ側の交渉再開。ヴェッティは、協力してくれるならB.Bの望むものを何でも捧げると請合う。これを聞いたB.Bは、いきなり短刀を抜いてヴェッティの隣のコンラッドに投げつけた。危なっ。
咄嗟に短刀を受けとめて唖然とするコンラッドに、B.Bはこう告げた。
「貴方、そのナイフでヴェッティの首を切り落としなさい」
怖ー!! クールなようでいて過去のことをバッチリ根にもっとるやん!
だがその直後、彼女は自分の言を「嘘」とあっさり流してみせた。ようするに単なる嫌がらせだったわけだが、それくらいのことはやっちゃうくらいの怨念が根底にあることは確かなようだ。これはヴェッティ様かなり不利か。
その頃、ラルフは何を思ったのかレイチェルの元を訪れていた。彼自身あれほど嫌がっていたヴェッティと彼女の結婚を、執拗に彼女に懇願している。どうやら前回のヴェッティの話で、つまらんやきもちをやいてる場合ではないと思い知ったらしい。
当初はそっけない態度をとっていたレイチェルだが、あまりに必死に頼み込むラルフにほだされたか、次第に態度が軟化してきた。まあ、大きなおめめうるうるさせた子犬みたいなあの表情を見たら、普通の人間ならまず無碍には扱えないだろう。なんかシカトしただけでも虐待みたいな感じがする。
バルドー領での交渉は、ひとまず人民軍側の勝利で結末を迎えた模様。B.Bが用意した契約書を割り印とし、ミシェルに手渡す。B.Bとしては人民軍に援助はするが、戦争に巻き込まれるのは冗談じゃないし自慢のブドウ畑に傷でもつけたらただじゃおかんぞ、というスタンスをとるようだ。
別れ際、クレオにヴェッティに対する執心の理由を尋ねるB.B。クレオは瞳をわずかに震わせて答えた。
「わからねえ。だが、奴は俺をたぎらせる」
これを聞いて「あら素敵」と目元をほころばせるB.B。・・・まさかとは思うが、もしかしてそっち系のご趣味がおありかこのご婦人。
人民軍チーム退出後、B.Bはヴェッティらに協力はできない旨を告げた。彼女の態度から既に他の何者かが契約を行ったこと、そしてその交渉は同時に行われていたことを悟ったヴェッティは、憤怒の表情も露に去っていった。前から思ってたが、ヴェッティ様普段なよなよしいだけに起こるとやけに怖いな。
B.Bの馬車に乗り、それぞれ帰途に着く両者。ここで、狙い済ましたかのように最後のニアミスが発生した。
今まさにすれ違おうとする二つの馬車。お互いに気づくクレオとヴェッティ。思わず腰に手をやるが、中立領ゆえに武器は預けてしまっていた。
すれ違う瞬間、ミシェルとコンラッドが同乗者を抑えたために大事には至らなかったが、まさに今後の戦場のすさまじさを予感させる緊迫のシーンだった。いろんな意味で。
艦に戻ったヴェッティは早速バルドー領に砲撃を開始。B.Bの大事なブドウ畑もめちゃめちゃになっていく。こういうとこ徹底してるなあヴェッティ様。
ミシェルたちも艦に戻って戦闘準備に入る。次回は再びクレオvsヴェッティの名バトルが見られるのだろうかワクワク。
そういえば、DVDのCMがかなり秀逸だったのがある意味本編以上に印象に残った。
「ガラスの艦隊のDVDが出るぞー!!」ウオオオオ。
「疾風が笑ってるぜ・・・」
「買ってくれ・・・私の最後のわがままだ」
限定版につくというハーモニカ、夏コミとかで吹きまくる奴で出そうで楽しみだ。熱射地獄の中、ハーモニカの音色に振り返ればクレオさん。暑さ100万倍。
[ アニメ感想/ガラスの艦隊]









