■第十話 「集う!」
【STORY】
砂漠での戦闘は敵の威力偵察だった。カンベエたちの目的・人数・戦力は野伏せりに知られる事に。
その為、カンナ村までは敵の偵察に見つからないよう三組に分かれての隠密行を行う。
キララはシチロージと共に、先の戦闘で仲間に加わったキュウゾウと荒野のルートを進む。
カンベエとの果し合いの為に仲間に加わったキュウゾウに対して、キララは猜疑心が解けない。
息苦しい雰囲気の中、敵の斥候が三人に襲い掛かる・・・!
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
追っ手の目をくらますため、三組に分かれてカンナ村を目指すことにした一行。おそらくカンベエが采配したと思われるその内訳は以下のとおりだ。
・第一組 ・・・カンベエ カツシロウ コマチ
・第二組 ・・・ゴロベエ ヘイハチ リキチ
・第三組 ・・・シチロージ キュウゾウ キララ
・余り ・・・キクチヨ
農民1人につきサムライ2人を振ったわけで、実にバランスの取れた組み分けと言える。しかもホノカの件でへこみがちなリキチには陽気な2人を、前回キュウゾウへの不信感をあらわにしたキララはあえて彼と一緒にするという、隅まで行き届いた心配りには感心する。有能な小学校の先生による席替えの如しだ。
では、ここからは各組ごとにその道行きを追ってみることにする。
【第一組】
渓流沿いの森を進む。途中、明らかに後を追っかけてきたと思われるミソッカスキクチヨが合流。登場時に捕まえてた虫だか爬虫類だかはなんなんだ。まさか喰う気なのか。
カツシロウは、分かれて行動している他の組、というかむしろキララのことが気になってしょうがない模様。それをコマチに見抜かれ、キクチヨ(13歳)に冷やかされてテンパる様子は修学旅行のひとコマのようだ。
小休止の際に、キララが自分を「戦場の匂いがしない」と評していたことを聞かされ、サムライというものについて思い悩み始めるカツシロウ。同じくサムライと言うものがわかってないキクチヨは、悩むことを放棄して「男2人に囲まれてあのねーちゃんどうにかなっちゃうかもヨ」とカツをからかう。気楽でいいなコイツは。
カンベエに「サムライになること」の意味を尋ねても、謎のような言葉で返されますます煮詰まるカツシロウ。恋の悩みと将来の悩み、自分自身のアイデンティティの悩みとは、とんだ青春アミーゴである。おそらくこれは、今後も長く後を引くことになりそうだ。
【第二組】
人の多い街中を進む。せっかくだから偽名を名乗ろうとか、リキチは馬糞肥太夫はどうだとか、サムライ2人はテンション高いことこの上ない。てか馬糞って。真剣に言ってるならタチ悪い嫌がらせだ。
やがて通りがかった人だかりで少女三人組の大道芸人を見かけ、彼女らに掛け合って変装をしていくことに。なるほどナイスアイディアだが、よりによって女装することはないだろう。スネ毛を剃られながら泣き喚くリキチ哀れ。
完成したのは、いずれ劣らぬ妖怪が三体。特にゴロ姐さんのインパクトはすさまじい。夢に出そうだ。
意気揚々と歩を進める妖怪たちは、その外見が返って目立ってしまったかヤカンロボの職務質問を受ける羽目に。最初からノリノリのゴロべエ、ヘイハチは問題ないが、未だ吹っ切れない上野伏せりに対する恐怖が拭い去れないリキチは完全に挙動不審。芸をやってみろと言われても固まってしまっている。これはもう駄目かとサムライ2人が戦闘を覚悟した瞬間、リキチがプッツリ切れてしまった。
捨て身のオカマプレイはヤカンロボを見事震え上がらせ、気分が悪くなった彼らはそのまま立ち去ってくれた。危機を脱したと知りへたり込むリキチと、それをねぎらい感謝の言葉をかけるサムライたち。男達の熱い友情が、ここに昇華したのだった。
【第三組】
岩だらけの山間部を進む。か弱い女の子がいるのに一番きつそうな道を行かせるってちょっとひどくないですかカンベエ先生。
しかしもっとひどいのは道中の雰囲気で、キララは無口・無表情・マイペースのキュウゾウに不信感を露にし、「てめえは気にくわねえんだよ」オーラをビンビンに放射している。キュウゾウはキュウゾウで黙ってどんどん行っちゃうし、間に立つシチロージの苦労たるや察するに余りある。
そんな時、何者かが後をつけていることに気づくサムライ達。キララのわらじを直すフリをしながら気配を探る。シチロージの手に足を乗せたキララはパンチラ寸前だ。<オイ
早速斬り捨てに行こうとするキュウゾウを押しとどめるキララ。なんでもかんでもすぐ斬ろうとするのは良くないという平和主義理論をのたまうが、単にキュウゾウの行動ならなんでもムカつくだけのような気もする。
どう考えても理不尽な理屈なのに、あっさりと言うことを聞くキュウゾウ。無愛想な顔して意外と素直だな。
さらにしばらく進んだところで、とうとう野伏せりの斥候の襲撃を受けてしまった。やはり真っ先に飛び出して行き、刀を振るうキュウゾウ。シチロージも確実に敵を片付けていき、楽勝じゃんと思った瞬間、手負いの一体がキララ目掛けて突っ込んでいった。が、身を挺してそれを救ったのは、なんとキュウゾウだったのだ。
敵は斬り伏せたものの、腕に怪我を負ったキュウゾウ。呆然とするキララに、シチロージが諭す。キュウゾウが常に先へ進むのも、斬れる時に敵を斬ろうとしたのも、全体の安全を考えてのことなのだと。カンベエとチャンバラやった時はただの快楽殺人者かと思ったが、意外といい奴じゃないかキュウゾウ。キララ&視聴者のキュウゾウに対する好感度急上昇である。
そしてついに、合流地点のツバサ岩にカンベエたちがたどり着いた。次いでゴロベエ一行が例の扮装のまま到着する。それを見たカンベエたちの上に降りるなんとも言い難い沈黙が痛い。
あとはカツシロウが最も気になるシチロージ一行だけなのだが、姿を現したのはシチロージだけ。何があったのかといぶかる皆に、シチロージはにやりと笑って背後を示す。
そこには、キュウゾウのコートを繕うキララと、それをおとなしく待っているキュウゾウの姿があった。出来上がったコートをキュウゾウに渡し、「危ないところをありがとうございました」と告げるキララの表情にはもうわだかまりはない。受け取ったキュウゾウも「かたじけない」と丁寧な返事。はたから見れば非常にいいムードに見えてしまう有様だ。
可哀想なのはカツシロウで、物影から2人を見て「キララ殿・・・」と呟くその声の情けなさと来たら。でも大丈夫だよカツの字。おっさんマニア・キララの狙いはカンベエ先生だから。<駄目じゃん
【STORY】
砂漠での戦闘は敵の威力偵察だった。カンベエたちの目的・人数・戦力は野伏せりに知られる事に。
その為、カンナ村までは敵の偵察に見つからないよう三組に分かれての隠密行を行う。
キララはシチロージと共に、先の戦闘で仲間に加わったキュウゾウと荒野のルートを進む。
カンベエとの果し合いの為に仲間に加わったキュウゾウに対して、キララは猜疑心が解けない。
息苦しい雰囲気の中、敵の斥候が三人に襲い掛かる・・・!
↓感想を読む↓(※ネタバレを含みます。ご了承ください)
追っ手の目をくらますため、三組に分かれてカンナ村を目指すことにした一行。おそらくカンベエが采配したと思われるその内訳は以下のとおりだ。
・第一組 ・・・カンベエ カツシロウ コマチ
・第二組 ・・・ゴロベエ ヘイハチ リキチ
・第三組 ・・・シチロージ キュウゾウ キララ
・余り ・・・キクチヨ
農民1人につきサムライ2人を振ったわけで、実にバランスの取れた組み分けと言える。しかもホノカの件でへこみがちなリキチには陽気な2人を、前回キュウゾウへの不信感をあらわにしたキララはあえて彼と一緒にするという、隅まで行き届いた心配りには感心する。有能な小学校の先生による席替えの如しだ。
では、ここからは各組ごとにその道行きを追ってみることにする。
【第一組】
渓流沿いの森を進む。途中、明らかに後を追っかけてきたと思われる
カツシロウは、分かれて行動している他の組、というかむしろキララのことが気になってしょうがない模様。それをコマチに見抜かれ、キクチヨ(13歳)に冷やかされてテンパる様子は修学旅行のひとコマのようだ。
小休止の際に、キララが自分を「戦場の匂いがしない」と評していたことを聞かされ、サムライというものについて思い悩み始めるカツシロウ。同じくサムライと言うものがわかってないキクチヨは、悩むことを放棄して「男2人に囲まれてあのねーちゃんどうにかなっちゃうかもヨ」とカツをからかう。気楽でいいなコイツは。
カンベエに「サムライになること」の意味を尋ねても、謎のような言葉で返されますます煮詰まるカツシロウ。恋の悩みと将来の悩み、自分自身のアイデンティティの悩みとは、とんだ青春アミーゴである。おそらくこれは、今後も長く後を引くことになりそうだ。
【第二組】
人の多い街中を進む。せっかくだから偽名を名乗ろうとか、リキチは馬糞肥太夫はどうだとか、サムライ2人はテンション高いことこの上ない。てか馬糞って。真剣に言ってるならタチ悪い嫌がらせだ。
やがて通りがかった人だかりで少女三人組の大道芸人を見かけ、彼女らに掛け合って変装をしていくことに。なるほどナイスアイディアだが、よりによって女装することはないだろう。スネ毛を剃られながら泣き喚くリキチ哀れ。
完成したのは、いずれ劣らぬ妖怪が三体。特にゴロ姐さんのインパクトはすさまじい。夢に出そうだ。
意気揚々と歩を進める妖怪たちは、その外見が返って目立ってしまったかヤカンロボの職務質問を受ける羽目に。最初からノリノリのゴロべエ、ヘイハチは問題ないが、未だ吹っ切れない上野伏せりに対する恐怖が拭い去れないリキチは完全に挙動不審。芸をやってみろと言われても固まってしまっている。これはもう駄目かとサムライ2人が戦闘を覚悟した瞬間、リキチがプッツリ切れてしまった。
捨て身のオカマプレイはヤカンロボを見事震え上がらせ、気分が悪くなった彼らはそのまま立ち去ってくれた。危機を脱したと知りへたり込むリキチと、それをねぎらい感謝の言葉をかけるサムライたち。男達の熱い友情が、ここに昇華したのだった。
【第三組】
岩だらけの山間部を進む。か弱い女の子がいるのに一番きつそうな道を行かせるってちょっとひどくないですかカンベエ先生。
しかしもっとひどいのは道中の雰囲気で、キララは無口・無表情・マイペースのキュウゾウに不信感を露にし、「てめえは気にくわねえんだよ」オーラをビンビンに放射している。キュウゾウはキュウゾウで黙ってどんどん行っちゃうし、間に立つシチロージの苦労たるや察するに余りある。
そんな時、何者かが後をつけていることに気づくサムライ達。キララのわらじを直すフリをしながら気配を探る。シチロージの手に足を乗せたキララはパンチラ寸前だ。<オイ
早速斬り捨てに行こうとするキュウゾウを押しとどめるキララ。なんでもかんでもすぐ斬ろうとするのは良くないという平和主義理論をのたまうが、単にキュウゾウの行動ならなんでもムカつくだけのような気もする。
どう考えても理不尽な理屈なのに、あっさりと言うことを聞くキュウゾウ。無愛想な顔して意外と素直だな。
さらにしばらく進んだところで、とうとう野伏せりの斥候の襲撃を受けてしまった。やはり真っ先に飛び出して行き、刀を振るうキュウゾウ。シチロージも確実に敵を片付けていき、楽勝じゃんと思った瞬間、手負いの一体がキララ目掛けて突っ込んでいった。が、身を挺してそれを救ったのは、なんとキュウゾウだったのだ。
敵は斬り伏せたものの、腕に怪我を負ったキュウゾウ。呆然とするキララに、シチロージが諭す。キュウゾウが常に先へ進むのも、斬れる時に敵を斬ろうとしたのも、全体の安全を考えてのことなのだと。カンベエとチャンバラやった時はただの快楽殺人者かと思ったが、意外といい奴じゃないかキュウゾウ。キララ&視聴者のキュウゾウに対する好感度急上昇である。
そしてついに、合流地点のツバサ岩にカンベエたちがたどり着いた。次いでゴロベエ一行が例の扮装のまま到着する。それを見たカンベエたちの上に降りるなんとも言い難い沈黙が痛い。
あとはカツシロウが最も気になるシチロージ一行だけなのだが、姿を現したのはシチロージだけ。何があったのかといぶかる皆に、シチロージはにやりと笑って背後を示す。
そこには、キュウゾウのコートを繕うキララと、それをおとなしく待っているキュウゾウの姿があった。出来上がったコートをキュウゾウに渡し、「危ないところをありがとうございました」と告げるキララの表情にはもうわだかまりはない。受け取ったキュウゾウも「かたじけない」と丁寧な返事。はたから見れば非常にいいムードに見えてしまう有様だ。
可哀想なのはカツシロウで、物影から2人を見て「キララ殿・・・」と呟くその声の情けなさと来たら。でも大丈夫だよカツの字。おっさんマニア・キララの狙いはカンベエ先生だから。<駄目じゃん
[ アニメ感想/サムライ 7]









