視力のバランスや焦点は無茶苦茶にされたので物が見難いですが。
この間上演された、あうん堂の「うり かい ことば ぼくねんじん」の舞台写真だの作った物の事を書こうかと思います。
あうん堂では舞台美術、写真撮影、あとオマケでHPの作成だの管理をやっています。
今回のメインの作り物は「リヤカー」でした。
最初に話しを伺った時は“はて?どうしたものか・・・」と
頭を抱えました。
間口3間半、奥行き2間半のウイングの舞台に、ナルキッソスを演った時に自動車の作り物を持ち込んだ事はあるので。
あそこの舞台にリヤカーの本物を持ち込めば役者の導線が無くなるのは想像に難くありませんでした。
なんで。ワンメークで作る他方法はありません。
これは最終稿のプランです。
・・・まあ、お菓子ばっか食ってる女の子が描いていますが。
気にしないでください(汗
劇中の、このリヤカーの持ち主である八百屋のオヤジの性格設定が品質に徹底的にこだわるのと、ストーリー的に持ち店をたたむ事を余儀なくされたので。
この大きさのリヤカーをわざわざお金を掛けて注文したとは思えないし(特注だと20〜30万くらい掛かると思う)
野菜を包むには同じ植物の木材に包まれてなければならない。と
思って自分で作ったのではないかと。
決して、僕が作るのが楽だから全木製を選んだ訳ではありませんよ(汗
で、出来たのがコレ。
全長1500mm全幅900mm全高900mm
車輪は猫車用の物を使用。後部のアオリが倒れ長物が運べ、アオリが椅子替わりになる親切設計。
制作上難点と言えば。車輪受けを作るのにアングル材を加工したくらいで。あとはデカイから途中から作業場の外に出して作業しなければならなかったくらい。
まあ、この大きさで作ってしまったので、後々劇場への搬入時に
エレベーターに入らないと言う恥ずかしい事態を引き起こしてしまったのですが・・・orz
素舞台です。
設定がどこにでもある街角でしたのと、場面ごとに場所や時間帯が変わるので具体的な物を作る訳にはゆかず。
このような抽象的な感じでまとめてみました。
3幕のコロスのシーン。ナトリウム灯の効果でおどろおどろしくなっています。
3幕終わり。この時は杉山さん以外の役者さん達はそれぞれ食べ物を手に取り貪り食ってます。ある女優さんは一辺15cmくらいの三角おにぎりを毎回食べていました。
コメの使用量が半端ではなく。一つ作るのに2合のコメを使ったそうな^^;
彼女は上演毎に1合近くのコメを食べていたそうです。
役者は大変だ。
ラストシーン。平和的に皆で仲良く饅頭を食うトコでおしまい。
ここでも消え物(舞台用語で舞台上で消える、食べて無くなる小物を指す)が使われております。
今回の芝居では「食」がテーマなので、あらゆるシーンで食べるシーンがありました。消え物の消費量が半端ではありませんでしたが。残った消え物は小屋打ち上げの際に枡田嬢の手によって見事に生まれ変わって参加者の腹を満たしてくれましたw
オマケ
リヤカーの裏に密かに描かれた祈願絵。
そこ!
あずにゃん弁天とか言うなっ!
中野弁財天とお呼びなさい。なむなむ!!
・・・すんません。練習がてら描いてしまいましたm(_ _"m)
弁天様のご利益のお陰か、公演中は極めて順調で事故らしい事は無かったし、お客様も大台までおいでになられました。
・・・まあ、終わってからエライ目に遭ったのが一人おりますが(大汗)
このリヤカーも有る意味、隠れ痛車かもしれない。
現在、ウチの作業場の隅に転がっていますが。
その内解体される運命なので。
欲しいと思われる方はご一報ください。無料でお渡ししますよ。
引き取りに来てくれたら有り難いのですが。
目が治ったら、近場でしたら搬送しても構わないし。
ほんと、誰か貰ってあげて下さいTT








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