ただ、とても桜が綺麗だったから
だから・・・
その年はいつもより桜の開花が少し早くて
僕たちはいつもよりちょっと早く
ちょっと浮かれてあの場所へ行ったんだ
旅立ち〜君と僕との二人だけの秘密〜
丘の上には
大きな桜の木があって
毎年とても綺麗な桜が咲いて・・・
毎年、二人で見に行ったっけ。
卒業式の日
いつもより早く桜が咲いたから
君と二人で見に行ったんだ
その時の桜は今まで見たどの桜よりも綺麗だった
「綺麗だ・・・」
そう言った君もとても綺麗だったのだろう
その時、僕の瞳は霞んで君の姿が見えなかった。
だから、せめて気づかれないように上を向いて
「綺麗だ・・・」
同じ言葉を繰り返した。
君は僕の方を向いて綺麗に微笑う。
僕は照れくさくて君を抱き締めた
「どうしたの?」
腕の中で君がたずねる。
僕は・・・
「ただ、とても桜が綺麗だったから・・・」
本当に綺麗だったんだ。
今までよりもずっとずっと
「何だそれ?」
君は僕の腕の中で不思議そうに笑って僕を抱き締めてくれた
もうすぐ僕たちは違う道を歩き出す
自分の夢に向かって
きっと新しい自分になっていく
でも・・・
この桜はきっと毎年かわらず綺麗に咲くんだ
僕たちはしばらく一緒にこの桜を見ることはできなくなるけど
きっとまた、一緒に見る日が来る
絶対に。
だからそれまで、今日見た桜を覚えておくんだ
とても綺麗に咲いたから
とても綺麗だったから
だから・・・
「 」
それは別れじゃなくて旅立ちの言葉
君と僕との旅立ちの言葉。
【コメント1】
よくわからないYo!!
とにかく春からの新生活に向けて活を入れたかったのです。
あ、この二人のその後を知りたいかも!というお方は
次のページへお願いします☆
[ 日記]








[ 0 ]
[ 0 ]