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今日は満月ですねぇ。 思わずそう呟きました。 普段は屋敷のメイドをしている私ですが、満月の日は半魔の体だからでしょうかとても気分が良いです。 本当は自分の体が嫌いですけどお嬢様をお守りすることが出来るならこの体も好きになれる気がします。 そんな事を考えながら日課となっているお嬢様の布団直しに参ります。 「本当にシンタロウ様とテイラー様には感謝ですね。」 峠の悪魔と呼ばれて誰も信用できなかった私をここに連れてきてくれて、半魔だと知っても人としてメイドとして雇ってくれたおふた方にはなんと感謝しても足りないくらいです。 そんなことを考えていると、お嬢様の部屋の前に着きました。 「お嬢様、失礼します。」 ほんの少しだけ声を出して部屋に入り静かにお嬢様の側に行きました。 すぅすぅと眠っているお嬢様の布団を直してほんの少しお嬢様をなでる事。それが私の日課です。 大切なアナタがいなくならないように。私の手でもまだ望んでもいいとおっしゃる人がいるかぎり、もう二度と失わないためにする私だけの誓い。 「お嬢様はずっとこのままでいてくださいね。ライ君がいてお嬢様がいておぼっちゃまがいるなら私は幸せなんですから。」 くすぐったかったのか身じろぎをしたお嬢様から手を離してゆっくりと部屋の外へ・・・。 お休みなさいお嬢様 よい夢を |









