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[ エロゲー/レビュー]2009年02月16日
俺たちに翼はない/Navel

プレイすればするほど、これは本当にNavelの作品なのか?という違和感を持ってしまいます。というのも、今までのラインナップに比べて明らかにカラーの違う作品だからです。それこそ絵柄や商品展開の仕方からみるとやっぱりNavelなのですが、これは「王雀孫」ブランドの作品であると捉えたほうが良いのは間違いないです。そして、最後までやってみるとやっぱりNavelだったなぁ、というところまで帰ってくる人もいるかもしれません。…というわけのわからない前口上になってしまいました(笑)でも、そんな不思議な作品です。

ライターの王雀孫氏は、結局「それは舞い散る桜のように」しか企画・脚本した作品というのはなかったわけで、そのそれ散るでさえ未完で終わっているのに、俺つばでこれだけ期待されて、それにちゃんと応えられているのが素晴らしいなと思います。自分に何を求められているのかということをきちんと把握はしていても、それに応えられているライターというのはとても少ない。プレイヤーの数だけ受け取り方が存在するようなジャンルにとって、その目標を達成することは非常に難しいです。それから、個人的にはすごく尖った文章を唐突にプレイヤーに突きつける印象を持ちました。例えば豆パン君の話なんかもそうですよね。日常描写が笑いの方向に傾いている分、緩急のつけ方も上手くて魅力の一つになっていると思います。

個人的には隼人編が一番好きなんですが(あの某池袋不良小説が好きなので)、場面としては、幼ヨウジが外にでることを決めた場面ですね。その後のムービーへ続く素晴らしい演出があったからかもしれませんけど。伽楼羅の憤りの意味とか考えると深い場面です。あと、これを言っていいのかわかりませんが、恋愛要素に必然性はないように感じました。もちろん、最後にヒロインとくっついたほうが話も締まるのですが、どうにもヒロイン側が主人公を好きになる理由が弱いような… なんとなくっていうのも、俺つばの作風には合っているのでそれはそれでいいと思うんですけどね(笑)結局何やっても許されるんですよね、柳木原の中では。

全体的な評価はいろいろなところで高いのですが、最後のオチや終わり方が弱いという意見も結構見かけたりします。が、それは当り前でしょう。そもそもの大きな仕掛け(鷹志が多重人格者であること)は早々に判明しているのですから。「俺たちに翼はあるかもしれない」という答え、若しくは可能性に至るまでをいかに楽しむかがポイントなのではと思います。といっても、エンターテイメント的な側面からみると、最後は駆け足気味だったのかな、と思わないでもないです。作りこまれた作品だとやはりグランドエンディング的なものを期待してしまいますし。そのグランドの部分が足りなかったのかな。ただ、ストーリーにおいてありふれた物語と示している以上、過度に壮大なのも雰囲気にそぐわない気もしますが。

その点についてもうちょっと掘り下げてみます。グランドエンディングがほしいというのは、結局、その後のタカシ・鷲介・隼人・伽楼羅が殺されていると思ってしまっているからだと思うんですよ。統合することによって、鷹志(ヨウジ)という、4人を足したが故に4人で割って誕生した人格(ベースに幼ヨウジがいますが)は、幾分の不安定さを残しています。その4人がいたからヨウジが存在することができるんだということを小鳩EDでは否定とまではいかないまでも、一見、蔑ろにしているように感じられるかもしれません。しかし、そこに至るまでに、新ヨウジがきっかけとなって、今まではクロスオーバーし得なった人と人とのつながりが描かれています。(例えば、わざわざアレキサンダーで写真を撮るのが二回もあるのはそういったつながりを強調しているのだと思います。)つまり、新ヨウジの中にもきちんとそれぞれの人格が生きているわけです。それを踏まえた上での小鳩EDというのを認識するべきかもしれません。そしてなにより、この4人の人格は小鳩のために生まれたのだということも忘れてはいけません。

もし、グランドエンディングが成立するとしたら、きっと特定の誰ともくっつかないような、そういったEDになるんでしょうね。特定の誰かとくっついてしまえば、どうしても他の人格が蔑ろにされたように感じてしまうでしょうし。新ヨウジがドタバタとあの空間の中で生き続けていられるようなそんな展開が望まれているのだと思います。小鳩ED以降に追加でこういった展開があってもそれはそれは魅力的だとは思いますが… でもそれだと、4人の人格が生まれた理由が弱くなっちゃいますし。やっぱり、ヒロインの中でも小鳩だけは特別な位置にいないとおかしいですね。

感想というより、物語の終わらせ方について思っていることを吐いてしまいました(笑)自分はとても面白かったです。この作品。思いっきり泣かしてやろうとか、驚かせてやろうとか、そういった意志を明確に感じることができず、じゃあ何があったのかと言われれば答えに困ってしまう。でもすごく好き。俺つばを気に入った人の多くはこんな感想を持っているんじゃないかなと思います。それこそ、まさに新ジャンルのような気もしますが(笑)決して鬱ゲーではないですし、ましてや泣きゲーでもありません。はじめ、ムービー中にでてくる言葉の意味はさっぱりわからなかったのですが、今考えてみると「そんなメルヘン」って言葉は奇麗にハマりますね。いろいろなことを考えながら、もうちょっと世界に浸っていたいなと思います。次のジャクソンさんの作品はいつになるのかな。その前にぜひファンディスクを出してほしいですね。ひたすらに笑えるようなのを。
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[ エロゲー/レビュー]2009年01月19日
るいは智を呼ぶ/暁WORKS

2008年に発売されたエロゲーの中でも人気の高い本作、やっぱり面白かったです。前半は非常に独特な言い回しで、正直、たとえ話のレベルも高くてついていけないのものが多くありました。それがこの作品の独自性を高めているというか、プレイヤーとしてはちょっと構えざるを得ないですね。この作品は他とは違うのだ、という敷居のような。それがきっとライターの狙い、惹きになるのでしょうが、それがあまりに独特でプレイヤーを引かせてしまう部分もあると思いました。しかし、中盤、具体的にはOP以降には前半で感じていたような印象は受けなくなり、悪く言えばありふれた文章に近づいていきます。読みやすくなる反面、魅力が失われているようで、良かったのか悪かったのかなかなか判断の難しいところですね。最初は読みにくいなぁと思っていたのですが、それさえも魅力なんじゃないかと思わせるほどに物語に引き込む力はあると思います。

ストーリーの構成としては、最初と最後が固定でそれ以外の攻略順は自由。一つの仕組み・システムを主軸にルートごとに違う焦点の当て方をする、という形式でした。それぞれが独立しているはずなのに、どこか補い合っているそんな要素もちりばめられています。プレイしていて不思議に感じたのは、最初と最後は決められているにしても、その間の攻略順は自由なのに、プレイを重ねるごとにこの「同盟」としての絆が強くなっているように感じたことです。最初は孤高を気取っていた花鶏が仲間のために行動していくようになった気がしますし、茜子だって仲間を信頼していくように感じました。ここで挙げていないメンバーもどこか強く成長しているように思います。もちろん、プレイ順は人それぞれであるので順を追って成長していくように狙って文章なんて書けるわけもありません。ただそれでもそのように感じた、そうプレイヤーに思わせることができるというのは、これはすごいライター力なんじゃないか、と思います。

気に入った場面はというと、るいルートの最後で、るいは呪いをばっさりと認める場面。散々避けようとしてきた呪いを認めることができるほどにこの「同盟」の結束が強いことがわかります。そうなってくると、呪いはもはや呪いではなくて、仲間たちを繋ぐ絆という形に変わったのではないか、そう思えてきました。もちろん呪いが無いに越したことはないけれど、それよりももっとずっと大切なものを手に入れることができた。読み手としては複雑な気持ちですが、るいにとっては強く成長できた物語だったなと思います。それから、やはり茜子ルートの最後ですよね、事実上総まとめといった要素も孕んだルートだったわけですが、クライマックスであるそれぞれ自身の呪いを告白、禁忌を犯す場面はとても美しかったなぁと不思議とそう思いました。自分の弱点を曝け出すっていうのは非常に勇気の要ることで、茜子ルート以外で、全員が自分の呪いを自ら曝すことってなかったはずです。それをそれぞれの信頼に基づいて告白する場面は、やっぱり美しいです。特に伊代が始めて仲間の名前を呼ぶ場面は、感動的でした。

プレイ前とプレイ後で本作に対する印象は大きく変わりました。どちらかというと呪いという言葉から、暗い印象が強かったのですが、すべて終えてみるとこれは本当に願いや勇気と、やっぱり「同盟」の物語だったと思います。最後に同盟は無くなってしまうけれど、それぞれが過ごした時間は消えない、呪いは消えてしまったけれど、それぞれの心には大切な想いが残ったはずです。同盟に共感できるか、これが本作を楽しむ鍵になりそうですね。多くの人が仲間や絆を主軸とする群像作品って好きなんじゃないかと思います。ただ、その中でも「るいは智を呼ぶ」はちょっと特殊な存在でした。2008年を代表するのに間違いない内容、力を持っています。こういう尖った部分を持った作品が増えていくと、エロゲー業界がますます面白くなっていくのは間違いないですね。
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[ エロゲー/レビュー]2008年12月04日
闘神都市3/アリスソフト

色々な意味で上手くできた作品だったと思いました。
RPGパートの難易度は非常に簡単だったので若干物足りなさを感じる部分もありましたが、中盤〜ラストにかけての熱さというか、ストーリーの疾走感が非常に心地よかったです。特にラストのカッコよさは異常。演出がとにかく良いし、それを引き立てるような音楽もとても良い。片霧烈火さんの「get the regret over」とEDムービーもはまっていたし、歌詞を頭に入れながら聴くとよりカッコいいです。ラストの展開には正直、泣きそうになりました。

よく考えてみると、ストーリー自体はそんな奇をてらったものではなかったのですが、RPGとして自分でキャラクターを育ててきたりだとか、実際に最後に到達するまでに掛かった時間とか、そういうものが気分を盛り立ててくれるんだろうなぁ。今まで自分がプレイしてきたアリスソフトの作品はどれもシナリオが作品内で綺麗に完結していて、そこがいいなと思っています(ランスシリーズは続いていきますが、作品ごとに一応はまとまりますよね)。余計に考えなくて良いというか、ゲームに没頭できるというか。そういう点にも配慮がされているのかなと。

ナクトが闘神都市の秘密を知らず、純粋に闘神を目指していた前半から一転して、中盤以降の救済とそのための強さを求めて成長していく様は、見ていてというかプレイしていてすごく共感できました。このナクトの成長を、実際にプレイヤーがキャラクターを育てて(数値的な意味で)成長させるという点と共通させることで、先の共感がより強まるように感じました。現在のエロゲーにおいて、プレイヤー=主人公という方程式が崩れて当てはまらなくなってきているのはわかりますし、そうでなければいけないとは全然思わないのですが、主人公の感情にプレイヤーが「共感」できるっていうことは非常に重要なファクターだと思います。そういう意味でも、闘神都市3という作品は、ストーリー自体と敵を倒して「育てる」というゲーム性がよくマッチして成功しているのではないかと思いました。

今回のキャラクターを育てるという要素を単純に作業と見なしてしまうのは、あまりにも勿体ないです。結局、感じ方は人それぞれだとは思いますけど。アリスソフトの作品は、そんなに本数をやっているわけではありませんがやっぱり面白い。とにかく中毒性がすごいです。その分終わった後の寂しさもすごいのですが… 今回は、どちらかというとゲーム・システム面よりも、純粋に物語のほうを楽しませてもらいました。うーん、4も出るといいなぁ。まぁ、十数年後に発売されてもプレイできるかわかりませんけどね(笑)
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[ エロゲー/レビュー]2008年11月12日
天使のたまごが終わったので、感想を書いてみました。

天使のたまご/PurpleSoftware

価格から考えてみると、もっと短いのかなぁと思っていましたが、おまけまで全部やると思っていたよりも長かったです。1週目のときに引き込まれたテンションを維持することができず、周を重ねるごとにだらけ気味になっていったので、体感でそう感じただけかもしれません。テーマや設定なんかはすごく面白かったんですけれど、どうにも中途半端な感じはぬぐえませんでした。ただ、場面で見ると光っているところもあって、そういった部分はきちんと持っていましたね。アフターにおいて、悪魔と天使の物語であるのに、その両者に実は役割はなくて、主人公とヒロインにおける恋愛感情の好き嫌いという二元的な関係を、舞台設定を覆すまでにきちんと維持し続けたのは好きかなぁ。演出はさすがPurpleSoftwareというだけのことはあって、よく動きます。アイキャッチがムービーっぽい感じで、若干重かった気も… OP・EDはともにRitaさんで、特にOPのリリトは4つ打ちのRitaさんだったので、とても新鮮な感じを受けましたね。何より作品の雰囲気にすごくマッチしています。OPムービーに関しても、これがやたらとカッコよくて、不思議な気分にさせてくれるという意味でとても良い演出効果でした。総合して考えてみると、冒頭にも言ったように、状況設定に関しては、非常に面白かったんですが、日常描写などが不必要に冗長だったりする場面が見受けられたりしました。かといって、本作を必要最低限に切り詰めていくと、恐ろしいくらい短い物語になってしまうので、その辺の尺の調整も必要だったのかもしれませんね。コミケ・公式通販限定ということで、ブランドとして若干冒険した感じが楽しめたのは良かったです。ちょっと不思議な世界を楽しみたい方にはおススメです。
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[ エロゲー/レビュー]2008年11月02日
Volume 7/Rococo works

非常に難しい作品でした。というのは、世界観や設定そのものがかなり複雑であって、単純にシナリオのレベルを考える上で、若干のSF要素を加味しなければならないためです。ヒロインと主人公における感情の機微だけでなく、彼らのおかれた状況を考えた上で読み解かなければ、あまり心に響いてくる作品ではないと思いました。そういった意味で、特に十丸・梗香ペアは広義の「セカイ系」と呼べるシナリオかもしれません。世界の秘密に振り回されていく一方、純粋な恋愛を展開していく二人の姿は、読むものに切なさを与えました。

未来予測-ブレス-が支配する世界において、人間それぞれが持つ心や感情はそれを超えることができるか?というのもひとつのテーマとなっていました。最後に、「世の中のすべてに完璧を求め、知ってしまえば、現在が壊れてしまうかもしれない。大切なのはブレスに頼らずありのままを受け入れること。」と語られます。とても簡単に言うと、何であっても、すべて先を知りすぎてしまうのは面白くないよということです。人間が生きるということは、確率によって存在する、決められた選択肢を進んでいくのではなく、失敗や成功もしくは二元的に語られないあらゆる可能性(選択肢)を自らが作り出していくということです。登場人物の不確定な行動、予測を超えた行動によって、この世界は救うことができました。行き過ぎた管理社会。ヴァレンティナが望んだのは崩壊による結末で、十丸たちが望んだのは救済による結末であったのです。

本作品は、別に感動を意識した作品だとは思わないのですが、ドームとヘヴンを隔てて十丸と梗香が会話する場面は夕焼け・音楽との演出もあいまって非常に感動的でした。記憶を消されながらも、何度も惹かれあう二人は読むものの涙を誘います。場面としての尺はちょっと短いのですが、シナリオのJ-MENT氏は不意打ちでこういった文章を書くのに驚かされました。(他にはさくらが消えそうなのを八代が止める場面など)マクロ的には、SF的な徹底した管理社会を描き、ミクロ的な視点では恋愛中心の群像劇を描く、その緩急の付け具合も絶妙にバランスが良い。小説やなんかでは比較的よく見受けられますが、あえて美少女ゲームというジャンルでそれに挑戦したというのが素晴らしいと思います。

物語の構成について見てみたいと思います。まず、十丸・梗香、龍護・琴良、八代・さくらの3ペアを攻略。続いて、真世界編という構成になっています。内世界編においては徹底して世界の秘密について秘密を貫くあたりが、真世界編への期待感を煽り作品の世界にのめりこませるような構成になっていると思いました。惹きの作り方が非常に上手いです。真世界編に関しては、主にオーバーロードからの視点ということで、世界の秘密が明らかになっていくのですが、視点の移り変わりが激しく、また時間軸に関しても細かい言及のないまま進んでいくので理解しづらい点が出てくるのは否めません。プロットは非常にうまかったと思うのですが、描写や細かいプレーヤーへの配慮が若干足りなかった気もします。

続いて音楽について。BGMのクオリティに関しては特筆すべきものも感じられませんでした。ですが、ボーカル曲はどの曲もなかなかで、特に主題歌のPerfect Worldについては文句なしに素晴らしく、歌詞の内容が完全に作品にはまります。作詞がRitaで、本編におけるRYOUKO役だったというのが、もしかしたら関係しているのかも知れません。Perfect WorldのPerfectは完璧と訳すよりは、申し分のないとか最高のと訳したほうが適していますね。

世界に没頭してプレイできたため、個人的には期待以上に面白かったのですが、まだまだ荒削りなところも多く、人によってはそこで評価が分かれそうな気がします。世界観や雰囲気を気に入ることができれば、多少の点は目をつぶる事ができそうですが… 私なんかは、その世界観にしても初回特典冊子のV-MAXを読むまで理解できていないところも多かったので、構成を凝りすぎるあまり、解説に時間が回らなかったのかなぁという印象を受けました。この冊子に関しても予約特典ということで、発売後には入手が難しそうですし、プロフェッショナルを目指すという意味では、そこら辺が次回作への課題となりそうですね。ただ、ある程度の高い水準ではきちんとシナリオをまとめている点や、やはりここまで広げた風呂敷(設定)を回収しきろうとしていた点でJ-MENT氏には期待できるものを感じたので、今後も注目していくべきシナリオライターであるのは間違いないと思います。
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[ エロゲー/レビュー]2008年09月25日
明日の君と逢うために/PurpleSoftware

ネタバレなし
細かい感想を書く時間があるか自信がないので、ネタバレなしで一応触りだけでもレビューしてみました。というわけで、未プレイの人にぜひどうぞ。(PurpleSoftwareOHPのストーリーとキャラクター紹介は読んでおいてください)

期待していただけのことはあって、かなり満足度の高い作品でした。プレイ時間もちょっと長めで、作品に入り込むにも十分な長さ。世界観に上手くシンクロしちゃうと、他の作品にいくときに何かしら振り切らなければいけないのが辛いですね(笑)

もしも、「願い」が叶うとしたら人は何を願うか。忘れられていく神に人は何を願うのか。それぞれのキャラクターのルートにおいて、ひとつのキーポイントになってくるのがこの「願い」でした。明日の君と逢うために、今の僕にできること。八代修司が大切なものを二度と手放さないためにすべきこと。その答えに気付くまでの過程を、道筋を、私たちプレーヤーは主人公である修司を通して考えさせられます。身近だけど、気付けないことはたくさんあって、それはそのまま自分たちの日常生活にもあてはまりますよね。見所としてはここら辺が重要かもしれません。

コンプリートした後に思うのは、やっぱりOPアニメの完成度の高さです。数え上げればキリがない、かつ、プレイ前にはさっぱりわからない情報の連続なのですが、「明日の君と逢うために」を語る上で、決してはずせない情報がこれでもかと詰まっている。それが音楽に合わせてフラッシュして切り取られるわけだからとても印象に残ります。加えてあの背景・夕焼けの描写ですからね…素晴らしいとしか言いようがないです。もちろん橋本みゆきさんのTIMEの歌詞とのシンクロも。プレイ前よりも、プレイ後のほうが心に響くそんなOPムービーでした。

日常描写について触れていなかったのですが、こちらもなかなかです。サブキャラの七海が面白いところを全部持っていくんですよ(笑)神が出てくるなど、伝奇的な世界観をもった作品なので、ちょっと重いものとしてとられるかもしれませんが、日常描写はギャグを中心に進んでいくのでテンポよくプレイできると思います。…が、あくまで日常描写は「明日君」を語る上でおまけに過ぎません。この作品の本質・魅力は、「願い」とそれをとりまく人の心の機微や感情の揺らぎにあるはずです。

PurpleSoftwareの作品は今回が初めてなのですが、正直レベルの高さに驚きました。明日君は自分にとって、作品の世界観からキャラクター、音楽、シナリオ、果ては声優までどれも平均以上だったというのもあるかもしれませんが。プレイ後にOPムービーを見てここまで感動することはなかなか無いです。本当に心に響きます。もちろん、「明日の七海と逢うために」も買わせてもらう予定。こちらは、FDということもあって、ギリギリの切なさみたいなのは描かれないのかな…だとしたら残念ですね。「明日君」が自分にとって他作品より一歩リードしているのは、その点が非常に強いので。もちろん、ワイワイ楽しいのも好きなのですが(笑)最近プレイした作品のなかでも、かなり多くの人が楽しめる作品だと思いました。是非、たくさんの人にこの世界を体験して欲しいですね。

というわけで、本当にさらっと。時間があれば内容にも踏み込んだものが書きたいです!うーん、書きたいなぁ(笑)
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[ エロゲー/レビュー]2008年09月15日
ロンド・リーフレット/Littlewitch

久々にLittlewitchの作品をプレイしました。起動してすぐに、独自の世界観に引き込む力は相変わらず素晴らしいですね。FFD(Floating Frame Director)もそれに一役買っているのは間違いないです。一般のゲームとは異なり、セリフが画面のさまざまな場所に表示されるのは作品が単調になるのを防ぐことにも繋がっています。物語の展開にあわせて、もっとも最適な場所に文章を表示させることの出来るシステムで、原画泣かせなのは仕方ないでしょう(笑)ただ、前作にあたる白詰草話やQuartett!に比べると、ちょっとADV形式色が強くなっていましたね。あくまで、FFDはおまけ程度に感じました。今回は過去の2作に比べてストーリーも長めということもあるのでしょうが。

さて、内容に関しては、いわゆる共通ルートと呼ばれる部分が12章程度、それから15章にかけて個別ルートという形をとっています。個別ルートに入ってからは本当にあっという間に終わってしまうので、最初の1週だけが長くなります。ルート回収は本当にすぐ終わってしまいますね。攻略順はニナ→リタ→コレット→ロビィでした。ノーラも攻略できると思っていたので意外。まぁパッケージにいませんでしたけど。ロビィルートを話の盛り上がりにしても、結末にしても、ラストにもってくるのが良いかもしれません。

ニナ
ニナとマシューの二人が孤児院を守っていくという終わり方が非常に綺麗でいいなぁと思いました。昔のように、弟の死に対する贖罪のような人生を送るのではなく、弟たちを大切にしながらマシューと共に生きていくニナはずっと輝いて見えました。ニナは今まで弟に負い目を感じていたけれど、少なくともケビンはニナに感謝していた。ということは、死んでしまったサミュエルもきっとニナのことを優しい姉だと大切に思っていたに違いないはずです。

リタ
差別の話というのは、やっぱり辛いものですね。今まで家族というものを知らなかったリタが本当の家族を見つける話でした。その家族というのはマシューをはじめとした、アシュレイ家のみんなであるのは言うまでもありません。また、ラトニ族の生まれという差別の目で見られるリタをメイドとして雇うまでの、ロビィのマスターとしての成長も見所でした。アルフさんの優しさにも心を打たれますね。

コレット
以前働いていた屋敷で受けたトラウマが、コレットに自信を持たせない原因になっていました。そのトラウマを振り切ることで、本当の自分を取り戻す。メイドとして、物書きとして、自分のやりたいことをやれるようになったコレットはカッコよかったです。物語が盛り上がる場面で、挿入歌のように「no rain,no rainbow」が流れたときの爽快感はたまりませんでした。no rain,no rainbowという言葉に関しては最後に。

ロビィ
やはり本作のメインヒロインなのでしょうか。非常に面白かったです。ロビィは自分の両親のように自身も執事との身分違いの恋に落ちていきます。ましてや、マシューとは兄妹である…という悩みの中で、貴族としての自分と、一人の女性としての自分、どちらを守るべきかを決断するにはロビィはまだ幼かった。しかし、女王陛下を前にして、自分が本当に大切にしなければならないものに気付けたロビィは立派なマスターでした。ルート終盤は非常にドラマチックな展開の連続で白熱します。ロビィは本当に大切なものを見つけることができたが故に、アシュレイ家を離れて自分たちの生活をはじめたのですね。

そもそも「no rain,no rainbow」とはハワイのことわざです。
雨が降らなければ、虹は出ない
雨が降るからこそ、虹は現れる
とても美しい言葉です。このことわざに象徴されるように、ロンド・リーフレットは、過去や現在おかれている苦境から抜け出して、それぞれがそれぞれの幸せをつかむ物語でした。辛いことがあるからこそ、その後には幸せが待っている。当たり前だけど、私たちが日常生活を営んでいく上で忘れがちなことってたくさんありますよね。この物語が伝えたかったことはきっとそういうことなのでしょう。プレイ後の心地よさが味わえる素晴らしい作品でした。
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[ エロゲー/レビュー]2008年09月12日
アメサラサ〜雨と、不思議な君に、恋をする〜/CUFFS

アメサラサが終わりました。一人3時間かからなかったと思うので合計で9時間ぐらいだったかな。シナリオに関しては正直、どれも可もなく不可もなくといったところですか。いや、いろいろ考えようと思えば見えてくるものはたくさんある気がします。霖ルートはさすがに気合が入っているように感じました。基本的にはメインヒロイン消失系のフォーマットなのですが、END次第によって主人公と共にいられるか、いられないかが変わります。本質的にはどちらにしても一緒にいるのですけれど。霖という願いを叶える雨の定義、というものが結局あいまいなままだったのですが、自分のために叶えることのできる願いはひとつだけという状況で、主人公・晴市のためにその願いを使う場面は感動的でした。

OP曲であるアマオトの“失う怖さに慣れたわけじゃないけど、ボクはまた恋をする”という詞において、その恋の相手が霖であるとするならば、これはとても幸せな曲。“伝えたいんだすぐに「君が大好きだよ」”この言葉を伝えるためにどれだけの時間がかかったのか、二人の何年越しもの想いが報われるのに障害なんて存在してはならないのです。

何気ない霖の言葉ひとつとっても隠されていることって多いと思います。例えば、彼女は冒頭や他のキャラクターのルートにおいて、晴れの日が多いと喜びますよね。つまり、それは他の人との恋が実る=晴市が自分のことを忘れていくということで、最終的に自分が晴市をあきらめるために晴れを喜んでいるんだとしたら、こんなに切ないことってないですね。あぁでも、霖の場合は自分のためというよりも、それでも晴市が本当に幸せになること(晴市が自分以外の女性と結ばれること)を望んでいるんでしょうね。

感想もやっぱり霖ばっかりになってしまったのですが、彼女がいなければこの物語は成立しないので仕方ないということにしてください(笑)個人的には光羽が良いキャラクターだなぁと思いました。ただ、ストーリーに関してはやっぱり普通な感じがぬぐえませんね。光羽以外のヒロインに関しても、ストーリー自体は非常にオーソドックスな恋愛モノとして進んでいきますし。ここら辺がイマイチ「アメサラサ」の評価が高くない理由なのかもしれません。また、霖以外のヒロインに対する晴市の感情が、非常に衝動的なものから、例えばキスなどからきているような気がするのもちょっと残念。エロゲーのパッケージングとしては、メインヒロイン一人にギミックを用意し、他のヒロインはそこに味をつける…というのは成功の定石だと思いますが、そのメインヒロイン1人で“引き”を作るにはあと一歩弱かったんじゃないかな。場面、ひとつひとつをとってみるには、とても美しかったり感動的であったりするのですが… 本編が終わった後は、ひたすらにアマオトを聴いていました。歌詞とのシンクロ率が驚くほど高くて、ゲームとして以外の、もうひとつのアメサラサの形がまさにこの曲に表されているように思います。
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[ エロゲー/レビュー]2008年08月31日
殻ノ少女/Innocent Grey

プレイ後の感想としては、まず「美しい」という印象がとても大きい作品でした。結末や展開、事件そのものが解決しているかといわれれば、「隙」をたくさん残しており、決してきれいに物語が終わっているわけではありません。ですが、ゲームを構成する、文体、CG、音楽、演出すべてがそろって「美しい」という印象を作り出しています。特にTRUE END(瑠璃の鳥END)の、物語の途中で冬子が描いていた絵をバックに流れる「瑠璃の鳥」には感動させられました。

こういったことも含めて、Innocent Greyは非常に独特なブランドであると思います。舞台設定に関しても、あえて現代ではなく、戦後。戦争のもつ「死」というイメージが強く残る時代、既存の文化と新しい文化の融合など(例えば、高城が和服で時坂が洋服など)、一種の非現実的な雰囲気をまといながらも、現実として存在していた時代になら、こういった事件が“実際”に起きていてもおかしくないんじゃないか、と私たちユーザーに思わせることに成功しています。戦後の混乱期を舞台にして繰り広げられる猟奇的殺人事件は、同じ事件だとしても、現代に起きるそれに比べて、よりいっそう強い恐怖や嫌悪感をまとっているように感じられます。

冬子がもつ、切なさとか儚さとか、そういったものすべてを知るにはあまりにも文章が足りないように感じました。生まれる前から、そして死までを振りまわされ続ける冬子は、あまりにもかわいそう過ぎて、もうこれだけで胸が痛いです。玲人は冬子が解放されるきっかけにはなったとは思うのですが…。「瑠璃の鳥」あの絵を描き上げた時点では、冬子は殻を破れていたのですよね。それが、結局また殻に戻されてしまった。冬子が死ぬことで殻を突き破ったというのなら、これはやっぱり悲しい物語でした。

まぁ、何より今回の作品には本当に救いが無いです。多くのヒロインは選択肢関係なく殺されてしまいます。また、殺人の描写に関しても、今までに比べて、よりグロテスクになっているというか、見るに耐えないものが多かったです。殺される人間も主人公にとって他人というわけではなく、友情なり恋愛に近い感情を持っているなど、一人の個を感じさせる描写があった上で殺されるわけですから、想像以上に精神的なショックを受けました。ただ、そういったグロテスクなCGでさえどこかしら美しいと感じさせてしまうのは、さすがだと思います。

ピアニッシモで感じた心配は杞憂だったみたいですね。それ以降和み匣、そして殻ノ少女と自分にとって満足の行く作品が発売されました。世界観や音楽、そしてシナリオが完全にはまったのは、やはりカルタグラだと思うのですが、殻ノ少女もそれに負けず劣らず、良い雰囲気をまとった作品です。大人っぽいCGは殻ノ少女のほうが好みかな。次はたぶんファンディスクが出ると思うので、今から期待しています。・・・というかこれで出なかったら嘘ですよね。ストーリー的に長くなってしまうから、紫やステラの詳しい物語(いわゆる攻略ルート)が省かれていましたが、これはファンディスクがでる伏線だと勝手に思っていました(笑)和み匣が、シリアス・ギャグどちらにも優れた作品だったので、楽しみにしています。同じ雰囲気で出してくれると嬉しいのですが。
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[ エロゲー/レビュー]2008年07月02日
さかしき人にみるこころ/light

Pedantic(ペダンチック)=衒学的、知識をひけらかす傾向があること。

lightの作品は初めてでした。その記念すべき第一作目が「さかしき人にみるこころ」で良かったなぁと思います。CG・音楽・シナリオどれをとってもバランスの取れた優秀な作品でした。価格に関しては破格の3000円です。「さかしき人にみるこころ」というタイトルや、「ペダンチックADV」というジャンル名からもわかるとおり、ちょっと小難しい表現、文章や雑学などが多くみられ、こういったところにもゲームとしての独自性を見受けられました。表現で面白いと思ったのは、文中の重要なポイントではフォントの色が変わって強調してくれることです。こういったところを注意して読んでいくと、何気ない会話に仕込まれた皮肉が際立って、より会話を楽しめます。また、文中にハートマークや顔文字などが多用されており、こちらは若干鬱陶しいように感じられました。と言っても、慣れでカバーできる範囲ですので大きな問題ではないですね。

主人公の勾坂一重は心の中で喋りまくるタイプというか、他のゲームの主人公に比べてもさまざまな思考がダイレクトに描写されており、感情の機微を受け取るのに苦労はありません。そもそものペダンチックADVの名のとおり、このゲーム自体が衒学的で、相手が知識をひけらかしたところで、こちらも知識をひけらかす、この応酬が会話の基本になっています。しかもこの会話、主人公の勾坂一重とヒロインの真柄亜利美との間で終始繰り返されるわけです。このあたりが他のゲームには無く、非常に新鮮でした。他人から恋人へと当然関係は変化していくわけですが、付き合う前、付き合う後でこのやりとりが変わらないことも徹底しているというか、「さかここ」らしさが出ています。

さて、内容に入ります。亜利美が一重に心を開いていくきかっけになったのは何かと考えてみると、やはり一重が真路乃にとった行動がきっかけなのかな。真路乃が姉の想い人の存在を受け入れることができなかったときに、大人の対応で諭したあたりから見方が変わっていったような気がします。真路乃は自分の大好きな人が自分をおいてどこかにいってしまう、または大切な人を自分の知らない誰か他人に奪われてしまうことを恐れる。普段大人ぶって振舞う真路乃はこれの裏返しなんですね。どんちゃんはああ見えても、実は芯をしっかりと持った子なので、真路乃に世話を焼かれるふりをしながら今までずっと甘えさせていたんじゃないかな。どんちゃんと真路乃のキャラクターが良すぎて、ここだけでひとつのシナリオができそうなくらいですね。

物語の冒頭で、いきなり一重を拒絶した亜利美ですが、そんなきっかけもあって二人の距離は徐々に縮まっていきます。どこからどうみても恋仲にしか見えないのに、それを認めず照れて避ける亜利美の描写がとてもこそばゆい。ときに自分の気持ちを都都逸、いわゆる「七七七五」で表現するのは、まさに二人ならでは、というか。

冒頭で一重が亜利美に心を奪われた理由、それが今までに出会ったことがないタイプの人間だからである、よって一目惚れしたというのは物語における恋愛の動機付けとしては弱いと感じていました。しかし物語を進めるにつれて、二人は似たもの同志であり、だから二人は惹かれたのだということがわかります。似たもの同志で惹かれる、ただ、本質の部分で二人は異なっており、一重は父親を尊敬する気持ちがある、亜利美は尊敬とは反対とまではいかないものの、良い感情を持っていません。亜利美がまるで実家から都合の良い人形のように扱われていること、そして最後の展開では将来の目標と自分の居場所を奪われ「自由に生きろ」と言われた亜利美に対して、一重の「自分たちの家族を作る」という答え・行為は非常に感動的でした。Hシーンに必要性をもたせるということ、そしてそれを必然性にまで高めているあたりが素晴らしいですね。結局父親の行動が、亜利美に対する今までの贖罪の意味が強かったのか、用済みであるという意味が強いのかは明らかではありませんが、どちらにせよ亜利美の気持ちを慮ってやることはできなかったのですね。

1週目に辿りつくENDをNormal(あるいはHappy)とするならば、2週目にはTRUE ENDを迎えることができます。2週目の亜利美の「考え」に共感することでたどり着けるTRUE ENDでは、亜利美が自らの意思で産婦人科医になりますが、それが強制されたものではないところにネガティブさを感じさせない幸せなENDだと思います。実家へのささやかな“復讐”というニュアンスが含まれていますが、明確な確執を感じさせているわけではありません。「気持ち」に共感することで見ることのできるTRUE ENDでは、亜利美がかねてから自分のやりたかった(興味を持っていた)史学に関する勉強をし、それを仕事にすることが描かれます。これは自由に生きていくということを表しているのでしょう。どちらのENDも実家との確執やそこにいたるまでの細かな過程が描写されていません。個人的には、何を語るまでもなく結局このENDにたどり着くのだということで、いまさら描写するまでもなかったのだろうと解釈しています。不必要にどろどろさせることもなく、一重と亜利美が家族になると決めたからなった。ただそれだけのことなのでしょう。

エロゲーにおいてHシーンの有無について議論することはもちろん無駄なことだとわかるのですが、それでも本作のように、Hシーンに必然性を持たせているほうが、より完成度が高いように感じます。この作品の一番気に入った点はここかもしれません。BGMに関しては今までのlight作品の使いまわしが多いようですが、light作品初プレイの私には関係ないことで、ラッキーだったかな(笑)OPの『ゴールドバッハの恋愛予想』は今までのWHITE-LIPSに比べると180°方向性が違うのですが、らしさはしっかりと残していてとても良い曲。本当に早くCD化して欲しいです(笑)本作をプレイしていて思ったことは、もっと勉強するべきなんだなぁということ。都都逸など言葉では知っていましたが、実際はどんなものかわかりませんでした。他にも些細なところで検索して資料を探すなど、自分の学の無さを自覚させられましたね… それはおいといて、ともあれ良い作品に出会えました。ある意味「エロゲー」として完璧と言ってもいいくらい。他のlight作品はどういう雰囲気なのかわかりませんが、ぜひlight boxあたりからはじめてみたいと思います。本作がこれだけの出来だったので次から期待してしまいますね(笑)

ちなみに都都逸に関してはこのあたりがおすすめです。
茶柱句会 第2回 都々逸(茶柱横丁さま)
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Up— posted by Ry0 @ 11:17PM   Comment[0]  Trackback[0] 

 
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